<今週の録音>マールブロは戦場に行った(フランス民謡)

  • 2018/05/19(土) 23:03:55

今回のシューイチは、またまたフランス民謡です。
フランスではかなり有名曲ということなので、ご存知の方もいいらっしゃるかな?
Marlbrough s'en va-t-en guerre(マールブロは戦場に行った)です。
マールブロとは、初代マールバラ公爵、ジョン・チャーチルのこと。
スペイン継承戦争でイングランド軍の司令官である彼が戦死したという誤報が流れ、敵国であるフランスの兵士たちが気をよくして流行らせた歌と言われています。
原曲は20番(20節)以上もある長い曲ですが、今回はごくコンパクトにまとめました。
歌詞の内容は・・・
マールブロ将軍が出征し、留守を守る奥方は、毎日やぐらに登って夫の帰りを待ちわびていたが、ある日喪服に身を包んだ召使いがやってきて、将軍が戦死し、すでに葬式も行われた、と告げる、というもの。
歌詞だけ見るとかなり痛切な内容ですが、曲は長調で意外と明るいですね。亡くなったのが、にっくき敵国の将軍だから?

それでは、どうぞ〜♪

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マールブロは戦場に行った(フランス民謡)

謎の曲 "The King's Morisco"の正体は・・・

  • 2018/05/15(火) 09:02:44

前回のシューイチ録音は、作曲者不詳の「王のモリスコ」という曲でしたが、記事にも書いた通り、これがいつの時代のどんな曲なのか、モリスコとはなんなのか、全くわからないまま、手元にあったペラのコピー譜(それもどこからコピーしたかも記憶がない)を弾いてアップしちゃったのでした。

何もかもわからないままでは、さすがに気になって仕方がないので、あのあと、調べてみました。
判明したこともまだ謎のままのこともあるので、今日は「調査結果・途中報告」ということで・・・

「王のモリスコ」で検索した結果はヒット0件でしたが、「The King's Morisco」で検索すると、YouTubeに演奏動画が複数見つかりました。
そのうちの一つがこれ⬇︎です・


こ、これは、ヴァージナル(小型のチェンバロ)!そうか、ヴァージナルの曲だったのですね。
さらに、「Fitzwilliam Virginal Book」という楽譜集の中に入っていることもわかりました。
Fitzwilliam Virginal Book は、ルネサンスから初期バロックにかけての鍵盤音楽の最も大事な資料で、かつては「エリザベス女王のヴァージナル曲集」と呼ばれていたそうです。(女王が所持した履歴がないことから呼び名が変わったとか)
そして何と、無料楽譜サイトIMSLPで閲覧・ダウンロードできるんです!
http://imslp.org/wiki/Fitzwilliam_Virginal_Book_(Tregian,_Francis_(the_Younger))
いい時代になりましたね。
王のモリスコは Fitzwilliam Virginal Book CCXLVIIとありますから、ええと・・・247番?ローマ数字はとっさには読めないなあ(爆)

ついでに、タワシがどこから楽譜をコピーしたかということもほぼ分かりましたよ。
バロック・ピアノ曲集 (新編世界大音楽全集, 器楽編 ; 44)
である確率が極めて高いです。
何年か前、隣市の図書館から相互貸借で借りたことがあるのを思い出しました。(地元の図書館にはなかったため)
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN08765696に、曲目のリストも載っていて、そこに確かに「王のモリスコ」とあります。さらにそのすぐ上に「コラント / 作曲者不詳 = Corranto / anonymous」とあるのですが、これが、3月にシューイチで弾いたコラントだと思われます。「バロック・ピアノ曲集」をもう一度借りれば、ハッキリしますね。

依然としてわからないのは「モリスコ」とはなんぞや?ということです。
昔の舞曲の名前なのでしょうか?
引き続き調査したいと思います。

最後に、ヴァージナルといえば・・・あのフェルメールに「音楽のレッスン」という絵画があるんですけど、ここに描かれてるのはまさにそのヴァージナルですよね?


<今週の録音>王のモリスコ(作曲者不詳)

  • 2018/05/12(土) 22:16:20

今回のシューイチ録音は、今年3月にアップした「コラント」同様、おそらくルネサンス期に書かれた、作曲者不詳の小品「王のモリスコ」です。

いきなりですが・・・タワシ、不勉強につき、この曲のタイトルの意味がわかりません(汗)
「モリスコ」でググると、「モリスコ (スペイン語morisco、ポルトガル語:mourisco)は、イベリア半島でレコンキスタが行われていた時代に、カトリックに改宗したイスラム教徒を指す名称。 用語はさらに転換され、秘密裡にイスラム教を信仰した疑いをかけられた人々に適用される軽蔑語となった(Wikipedia)」とあるのですが、王様と、そんな軽蔑後が、普通に考えて結びつくはずはなく・・・また、曲にも特にイスラムっぽい要素は感じられません。
あるいは、古い時代にあった、曲のジャンルの一つでしょうか?
情報求む!よろしくお願いいたします。

上述の「コラント」同様、出自不明のコピー譜しかない状態なのですが(いつどこで何の本からコピーしたのか、どうしても思い出せません)、もしかしたら「コラント」と同じ本(楽譜)から・・・?という気がします。
というわけで(?)前回と同じく、デジピの音色をギター音(リュートの代用!)に設定して、弾いてみました♪
Anonyme_-_Kings_Morisco_(Fitzwilliam_Virginal_Book_no_247).png
⬆️楽譜(冒頭部分)

それでは、どうぞ〜♪
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王のモリスコ(作曲者不詳)

前回の記事にたくさんのコメントやいいね!などくださってありがとうございます。
コメントのお返事、明日の礼拝から帰ってきてからさせていただきます。しばしお待ちを〜。

たまにはブラームス!Intermezzo(Op118-2)弾いてみた♪

  • 2018/05/11(金) 08:49:12

今、複数のブロともさんが練習中の、ブラームスの Intermezzo Op118-2。
タワシも弾いてみました〜♪
かなり珍しいです、タワシがブラームスを弾くなんて!雪が降らなきゃいいが、というレベル?
と言っても、もちろん難所の前までですよ(笑)
弾き直ししてたり間があったりして、お聴き苦しいと思いますが、よろしければクリックしてみてくださいな♡

Intermezzo(Op118-2)練習中(途中まで)

非常に美しい曲ではあるのですが、そしてタワシ的にはかなり真剣に練習もしましたが、「あ〜これ、自分の曲じゃないな〜」という感がありありなので、これで撤退します,たぶん。このあと難所になるんですけど、それに向き合う気力ありません〜(爆)練習中のブロ友の皆さん頑張ってくださいね〜応援してます!

<今週の録音>ソナチネ イ長調 Op20-4より 第2楽章メヌエット(ドゥシーク)

  • 2018/05/05(土) 21:47:10

今回のシューイチは「ソナチネアルバム第2巻」から弾いてみました。
チェコ生まれの作曲家、J.L.Dussekの、ソナチネ イ長調 Op20-4(ソナチネアルバム2・第12番)より、第2楽章メヌエットです。
ドゥシークドゥセックデュセックなど表記がいろいろありますが、ドゥシークが一番チェコ語の発音に近いらしいので、ここではそれに従います)
 
冒頭に tempo di ballo という指示があります。訳すと、「舞踏の速さで」ですが・・・ 「舞踏」と一言で言ってもスローなのから急速なものまで、速度も雰囲気も多種多様なんですけど〜(^^;; 
調べてみたら「やや速い速さで(踊るように)」と書いてあるものもありました。ナルホド〜それなら納得です。
付点のリズムや3連符が特徴的な、生気に満ちたメヌエットです。

今さら言うまでもなく、今回も当然、ミスタッチや捏造はありますが、気持ちよく弾けたので、良しとしますかね。
それでは、どうぞ〜♪
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ソナチネ イ長調 Op20-4より 第2楽章メヌエット(ドゥシーク)