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『やさしい曲を美しく弾く!』が生涯の目標。ぶきっちょな独学アマチュアピアノ弾き(時々オカリナ吹き)の、ユルくて熱い音楽日記。
一時の低空飛行からは抜け出して、やる気も練習時間も上向いてきました。
と言っても相変わらず小品ばっかり弾いてます。
昨日はカワイ出版の「フレッシュプログラム」vol.4の曲を弾き漁ったかと思えば 今日は

定価1800円(税別)だったのですが今はかなりいいお値段が付いてますね!こういうマイナーな楽譜は再版の可能性も低いでしょうから絶版後は価値あがりますよね〜でももちろん、手放すつもりはないです。
こんな楽譜で、あれこれ遊び弾き♪

そんな中から、ロシアの作曲家、アントン・ルビンシテイン(1829-1894)の「歌びと」という歌曲を、ピアノソロで弾いてみたものをアップします。
作曲家、指揮者、教育者、そしてロシア初の国際的ピアニストであったというルビンシテイン。ピアノ曲では「へ調のメロディ」や「天使の夢」などの、サロン風小品で親しまれています。
「歌びと」の作詞者は、有名なロシアの詩人にして作家の、プーシキン。密やかに燃え上がる男女の恋を描いたこの詩は、作詞者17歳、青春時代真っ盛りの若書きです。

それでは、どうぞ〜♪

歌びと(A.ルビンシテイン)
依然として「withコロナ」スタイルの礼拝が続いている我が教会。水曜祈祷会、愛さん(礼拝後の昼食)は休止したまま。聖歌隊も活動停止中です。
昨日も、讃美歌はマスク着用の上、ハミングで歌うように、週報には書いてありました。でも先週あたりから歌詞で普通に歌っている人も増えてきました。もちろんマスクはつけているので声はあまり響きませんが、それでも静寂(または、ハミングだけがかすかに聞こえる状態)の中ひとりでピアノを弾き続けるよりは、伴奏者としてはずいぶん気持ちが楽です。

さて昨日の礼拝では、メッセージ(説教)前にハイドン、メッセージ後にバッハの讃美歌を歌い(弾き)ました。バッハの方は厳密には別人の曲ですが。
礼拝での讃美歌は、もちろんメッセージの内容にふさわしいものが選ばれます。実は毎週メッセージ前の曲はタワシが選曲しています。前の牧師先生のときからの恒例です。本当は音楽的にメロディや和声が綺麗な、自分好みの曲をいつも選びたいですけど、あくまで「最初にメッセージありき」で選んでます。
昨日はメッセージの聖書箇所が、詩篇19編だったので、それに合わせてハイドン作の「見わたす限りに」(教会讃美歌359番)を選びました。オラトリオ「天地創造」の中の1曲(第1部の終曲)を、讃美歌として編曲したものです。
原曲はこちら。

HAYDN - Schöpfung - Die Himmel erzählen die Ehre Gottes / Der Herr ist groß in seiner Macht

歌詞にふさわしくスケールの大きい曲ですが、讃美歌に載っている楽譜は、礼拝で普通に歌えるように1ページに縮めてあるので、あちこちをかなり端折った印象は否めません。
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いっぽう、メッセージあとはバッハの「マタイ受難曲」の最も有名なコラール「血しおしたたる」(讃美歌21 310番)でした。教会では、受難週に歌われることが圧倒的に多いですが、今回は、メッセージの中に、この曲を聴いて人生が変えられたという人が登場するのでこういう選曲になったようです。

Bach - BWV 244 - Choral: O Haupt Voll Blut Und Wunden

もともとは後期ルネサンスのドイツの作曲家・ハースラーの世俗曲(恋愛がテーマ!)だったというから、ちょっと驚きですよね。今やすっかり「バッハの曲」であり、そして、キリストの受難の場面にこれ以上ふさわしい曲はないと思われている存在ですもの。
やはり気高く美しい曲です。昨日も弾きながら心が清められていくのを感じました!
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それにしても聖歌隊のない礼拝は、やっぱり、ポツンと穴が開いたようで寂しいな〜
来週は創立記念礼拝なので、いつも歌い慣れている普通の讃美歌でいいから何か1曲できれば・・と思っていましたが まだまだそういう状況ではないようです。
昨日職場で、右手中指の指先を紙(郵便物)でガシュッとやっちゃいまして、今もうずいています(涙)
PCのキーボードを打つ際も、極力ほかの指を使うように気をつけつつ・・・。
そんな中でもなんとかシューイチはアップできそうです。

今回は、日頃教会で使っている讃美歌集でも、日本で最も濃く使われている『讃美歌21』でもなく、『インマヌエル讃美歌』159番「疲れたる者よ」を弾いてみました。
(デジピの音色設定ですが、「ストリングス」をメインに、「ボイス」を少々混ぜています)
もともと明治36年版の旧讃美歌に収められていた曲です。

作曲者のJohn B.Dykes(1823-1876)は、聖なる、聖なる、聖なるかな(「讃美歌21」の351番)という世界的に有名な讃美歌で知られています。
祖父は牧師、父は銀行家。ピアノやヴァイオリンを学び、10歳のときには祖父が牧会する教会でオルガンを弾いていたといいます。ケンブリッジ大学の大学院を出たインテリでもあり、ダラム大聖堂の聖歌隊長(このとき聖歌隊の改革を大々的に行った)、聖オズワルド教会の教区牧師を務め、生涯で300以上の讃美歌を作曲したそうです。

この曲の一番の特徴は、各節の前半が短調、後半が長調で書かれていること。(オーソドックスな)讃美歌の中ではとても珍しいです。短調の曲の最後に、ピカルディ終止のAmenをつけることは、よくあるのですが。

それではどうぞ〜♪


疲れたる者よ(インマヌエル讃美歌159)(John B.Dykes)
梅雨のせいかなんとなく心身ともにかったるくて、モチベーションがイマイチ上がらないタワシです。
昨日は年休でたっぷり時間はあったのに、雨の中傘をさしてプラネタリウムまで歩く気力はあっても(と言っても片道10分ほどですが〜)ピアノの方は申し訳程度に、子ども向けの小品集からパラパラと、最近おなじみの、ベーレンライターバロックアルバムから数曲を弾いたのみ。

あ、今年の2月からリニューアルした(リニューアルそうそう、コロナのせいで3ヶ月も休館になってしまった)プラネタリウムは、すごくよかったですよ〜「はやぶさ」のプラネタリウム用映画を観ましたが、映像のリアル感は半端なく、迫力も満点! HPによれば「6台構成の4Kレーザープロジェクターを使用し、ドームスクリーンに映し出される全天8K相当のマルチプロジェクションシステムを導入しました。これにより、明るく鮮やかな映像とともに臨場感の高い高精細な映像体験を提供できるようになりました」とのことですが、専門知識ゼロのど素人の目にも旧機種との差は歴然でした。

話が逸れました〜
ベーレンライターバロックアルバムのおかげで、ルネサンスやバロック時代の、これまであまり触れることのなかった曲たちと出会いました。楽譜半ページからせいぜい2ページというコンパクトさ、そして音数の少なさなどから気軽に弾けることもあり、シューイチのネタとしても重宝しています。
そしてこれが予想外に反響があり、ちょっと驚いてもいます。せっかくだからもっとあれこれ弾いてみようかなという気にもなります。

そんな中で我ながら残念におもうことがひとつ・・・
装飾音がなかなか自由に、そして自然に弾けない、ということです。
プロや上級アマチュアの演奏を聴くと、必ずと言っていいほど楽譜にプラスアルファを加えています。
装飾音の記号のないところでもさらっと装飾音を入れる。
同じ装飾音(モルデントとかトリルとか)でもリピートの時には弾き方を変える、などなど・・・
これができたら、シンプルで技術的に易しい曲でも、タワシみたいに初級者っぽくは聞こえないだろうなあと、以前からしばしば思うことがあったのですが・・・
クラシックを弾いているときに限っていえば、楽譜に書いてない音を弾くこと、楽譜を違うように演奏することにすごく抵抗があります。
ポピュラー系だとなんの抵抗もないんだけどな。なんでクラシックになるとこう融通が利かなくなっちゃうのでしょうか。

装飾音について言えば、地域(国)によって独特の表記があるのも、面倒なところです。

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⬆️イギリス式

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⬆️フランス式
下の写真(フランス式)、1段目音符の傍の小さな弧線のようなのが見えるでしょう?右側についてるの、左側にあるの、両側にあるのがありますよね。もちろんこれも装飾音なんですが、出くわすといまだに戸惑ってしまいます。

本当は、しかるべき本を買って、きちんと装飾音のお勉強をするといいんでしょうけど、何がいいのかわからないこともあって、なかなかね・・・
何かオススメの参考書などありましたら教えてください。こんなタワシにも理解できそうなものでお願いします。






シューイチのネタ本としてもなんどもお世話になっている、ベーレンライターのバロックアルバムですが、バロックアルバムと言いながらルネサンスの曲が結構入っています。
今回の曲も、ルネサンス期のイギリスを代表する作曲家 ウィリアム・バード(William Byrd 1539?~1623)の作品。
楽譜の表記は[Jig]ですが、いろいろな表記があり、IMSLPなどでは[A Gigg, FVB 181]となっています。
(作品番号が何かの参考になれば、と思い、こちらの表記を採用しました)

ジグというと、フランス組曲やイギリス組曲などの舞踏組曲の終曲に置かれることが多く、速いテンポでよどみなく流れる曲、という印象があります。今回弾いたのも、本当はもっとずっと速いテンポなのかもしれませんが、タワシのお指の事情もあって(汗)ゆっくりめに弾いていますので、付点のリズムゆえにシチリアーノに近い感じになってます。これはこれでありのような気がしますが、ルネサンス音楽に全く詳しくありませんので、ヘンテコリンな演奏になっていたらすみません。

それではどうぞ〜♪(デジピのギター音での演奏です)


A Gigg, FVB 181 (William Byrd)