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『やさしい曲を美しく弾く!』が生涯の目標。ぶきっちょな独学アマチュアピアノ弾き(時々オカリナ吹き)の、ユルくて熱い音楽日記。
一時の低空飛行からは抜け出して、やる気も練習時間も上向いてきました。
と言っても相変わらず小品ばっかり弾いてます。
昨日はカワイ出版の「フレッシュプログラム」vol.4の曲を弾き漁ったかと思えば 今日は

定価1800円(税別)だったのですが今はかなりいいお値段が付いてますね!こういうマイナーな楽譜は再版の可能性も低いでしょうから絶版後は価値あがりますよね〜でももちろん、手放すつもりはないです。
こんな楽譜で、あれこれ遊び弾き♪

そんな中から、ロシアの作曲家、アントン・ルビンシテイン(1829-1894)の「歌びと」という歌曲を、ピアノソロで弾いてみたものをアップします。
作曲家、指揮者、教育者、そしてロシア初の国際的ピアニストであったというルビンシテイン。ピアノ曲では「へ調のメロディ」や「天使の夢」などの、サロン風小品で親しまれています。
「歌びと」の作詞者は、有名なロシアの詩人にして作家の、プーシキン。密やかに燃え上がる男女の恋を描いたこの詩は、作詞者17歳、青春時代真っ盛りの若書きです。

それでは、どうぞ〜♪

歌びと(A.ルビンシテイン)
昨日職場で、右手中指の指先を紙(郵便物)でガシュッとやっちゃいまして、今もうずいています(涙)
PCのキーボードを打つ際も、極力ほかの指を使うように気をつけつつ・・・。
そんな中でもなんとかシューイチはアップできそうです。

今回は、日頃教会で使っている讃美歌集でも、日本で最も濃く使われている『讃美歌21』でもなく、『インマヌエル讃美歌』159番「疲れたる者よ」を弾いてみました。
(デジピの音色設定ですが、「ストリングス」をメインに、「ボイス」を少々混ぜています)
もともと明治36年版の旧讃美歌に収められていた曲です。

作曲者のJohn B.Dykes(1823-1876)は、聖なる、聖なる、聖なるかな(「讃美歌21」の351番)という世界的に有名な讃美歌で知られています。
祖父は牧師、父は銀行家。ピアノやヴァイオリンを学び、10歳のときには祖父が牧会する教会でオルガンを弾いていたといいます。ケンブリッジ大学の大学院を出たインテリでもあり、ダラム大聖堂の聖歌隊長(このとき聖歌隊の改革を大々的に行った)、聖オズワルド教会の教区牧師を務め、生涯で300以上の讃美歌を作曲したそうです。

この曲の一番の特徴は、各節の前半が短調、後半が長調で書かれていること。(オーソドックスな)讃美歌の中ではとても珍しいです。短調の曲の最後に、ピカルディ終止のAmenをつけることは、よくあるのですが。

それではどうぞ〜♪


疲れたる者よ(インマヌエル讃美歌159)(John B.Dykes)
シューイチのネタ本としてもなんどもお世話になっている、ベーレンライターのバロックアルバムですが、バロックアルバムと言いながらルネサンスの曲が結構入っています。
今回の曲も、ルネサンス期のイギリスを代表する作曲家 ウィリアム・バード(William Byrd 1539?~1623)の作品。
楽譜の表記は[Jig]ですが、いろいろな表記があり、IMSLPなどでは[A Gigg, FVB 181]となっています。
(作品番号が何かの参考になれば、と思い、こちらの表記を採用しました)

ジグというと、フランス組曲やイギリス組曲などの舞踏組曲の終曲に置かれることが多く、速いテンポでよどみなく流れる曲、という印象があります。今回弾いたのも、本当はもっとずっと速いテンポなのかもしれませんが、タワシのお指の事情もあって(汗)ゆっくりめに弾いていますので、付点のリズムゆえにシチリアーノに近い感じになってます。これはこれでありのような気がしますが、ルネサンス音楽に全く詳しくありませんので、ヘンテコリンな演奏になっていたらすみません。

それではどうぞ〜♪(デジピのギター音での演奏です)


A Gigg, FVB 181 (William Byrd)
「レビコフのマズルカ?つい最近もシューイチに登場したばかりでは?」と思われた方があるかもしれません。まさにその通りです。3週間前の「クラクフ」がそうでした。
今回のマズルカは、ミニアチュールのアルバム(小品集)「秋の夢」の中の1曲です。

なぜこんなに短いインターバルでまたレビコフのマズルカが登場したかというと・・・
深い意味はありません。
今回アップしようと思っていた他の曲が、どうしても人さまにお聴かせできる状態にならなかった、という・・・、それだけです(滝汗)。

それはともかく・・・
同じマズルカでも前回の「クラクフ」が長調なのに対してこちらは短調ということもあり、だいぶ印象は違います。
また「クラクフ」がポーランドを意識した曲(それでも多少はロシアっぽい)なのに対し、こちらはよりロシア風味が濃くなっています。特に中間部は明らかにチャイコフキーの影響が感じられます。

それでは、どうぞ〜♪


マズルカ〜小品集「秋の夢」より〜(レビコフ)
一時期かなりの頻度で、シューイチに世界の民謡が登場していましたが、気がつけば最近はご無沙汰気味でした。調べたみたら、なんと!去年の12月のドイツ民謡「ヨーゼフ、わがヨーゼフよ」が最終で、今年になってからは一度もアップしていなかったことが判明しました。
というわけで今回は久々の、そして今年初の、「世界民謡シリーズ」です!

「年老いしロビン・グレイ」というスコットランド民謡です。
主な登場人物は… 若く美しいヒロイン(名前不詳)、彼女とは相思相愛の若者ジェミ、ヒロインに想いを寄せる老人ロビン・グレイの3人。
ヒロインとジェミは愛し合っているがジェミには貯金がなく、結婚資金を稼ぐため海へ出て働くことに。その直後ヒロインは、父の怪我、母の病気、牛を盗まれるなど不運に見舞われる。そんな彼女の前に現れたのがロビン・グレイです。ロビングレイはヒロイン一家を何かにつけて助けます。そしてついに求婚!しかしジェミ一筋のヒロインに想いは届かず。。。 やがてジェミが海で遭難したという知らせが!悲嘆にくれるヒロインをロビン・グレイはずっと愛し支え続け、とうとうヒロインも求愛を受け入れてロビンと夫婦となり、二人は平和な結婚生活を送った。
というのが、詩のストーリーです。これって実話なのかな?ありそうな話のような気もしますが、実話かどうかまでは調べられませんでした。
民謡らしく見開き2ページという短い曲ですが、詩の内容にふさわしく、短調の中間部では曲想が一変してドラマティックになります。



年老いしロビン・グレイ(スコットランド民謡)