ようこそ!タワシワールドへ♪
{やさしい曲を美しく弾く!}が目標。ぶきっちょな独学アマチュアピアノ弾きの日々。
今年は、2週間前の水曜(2月14日)が、「灰の水曜日」つまりレント(四旬節)の最初の日でした。(イースターや受難日が、その年によってカレンダー上の日付が変動するのと同様、「灰の水曜日」も年によって日は異なります)
信仰の先輩たち、あるいはこんにんちでも敬虔なクリスチャンたちは,レントの期間を断食や祈り、慈善活動のうちに過ごした(過ごしている)ものですが、タワシはごく普通の生活を送ってます(^^;;
とは言ってもこの日、十字架上のイエス=キリストを思わずには聴けない(弾けない)BWV849のプレリュード http://www.ymm.co.jp/pianorg/detail/23 を、身の丈不相応にも弾いてみたのは、神様の導きだったような気がします。

実は・・・それから今日まで2週間の間、たまに弾かない日を挟みつつも、このプレリュードを練習し続けてます。
未だにビフォー版を上げるにも程遠い状態ですし、多分これからもひっそりとひとりで音を並べて満足するような気がしますけど、でも大事に大事に弾き続けていきたいと思ってます。

BWV849・・・それはつまり、「平均律」第1巻第4番です。
今更言うまでもありませんが平均律クラヴィーア曲集といえば「プレリュード」と「フーガ」のセットが、24の各調ごとに一組づつ、調はハ長調から始まって半音ずつ上がっていく、という構成になっています。
もちろんプレリュードとフーガはセットで弾くことが極めて望ましいです。それはタワシだって百も承知してます。
でもシンフォニアの1曲も弾いたことがない(ついでに言えばインベンションだって遊び弾きで何曲か音出ししたことがあるに過ぎない)タワシには、平均律のフーガはどれも、あまりにハードルが高くて。
一方、プレリュードの方は、頑張ればそこそこ弾けるようになる可能性のありそうな曲がいくつかあります。
邪道と言われるかもしれませんが、そんな、もしかしたら弾けるかもしれないプレリュードたちだけでも、実際に指に当ててみたいなあと、そんな気になりました。

BWV849のプレリュードは、バッハが当時10歳くらいだった長男のヴィルヘルム・フリーデマンに教育目的で弾かせていた曲でもあります。
(フーガの方はおそらく、もっと後になってから、練習させたのでしょうね)
偉大な父はどんなふうに息子に教え、10歳の息子はどんなふうに弾いていたのでしょう。
もしタイムマシンがあったなら、ぜひその現場に立ち会ってみたいものだ、と、一瞬思いました。


2、3年前になると思いますが、ネットオークションで楽譜をゲットしたとき、おめあての楽譜におまけで(セット売りしていたので)ついてきた、子供向けの曲集の中に、こんな曲がありました。
IMG_0274.jpg
(サムネイルをクリックしてご覧ください)
作曲者のバーゼルって誰?そんな人知らんよ〜!
Barzel? (ググったら、ライナー・バルツェルという政治家がヒットした・笑)その他「バーゼル」で予想されるスペルをあれこれ当てはめて検索するも、それらしき人名にはたどり着けず・・・

自分で何度か弾いてみて、やっとひらめいたのです。
もしかしてこれはパーセルのミスプリントじゃないのか、と。
Henry Purcell  ー 英国では数少ない、クラシック音楽史のBIG NAMEです!

推測通り、バーゼルじゃなくてパーセルでした(^_^;)
⇩この曲ですね♪


いくら子供向けの楽譜だからって、このミスは、ちょっとひどすぎですよね。
こんなにいい加減でいいはずがありません。
作曲者にも、子供たちにも失礼です!

さらに個人的な希望を言えば、子供や初心者対象の楽譜でも、曲名や作曲者の表記は原語も併記で、作品番号や、出典(複数楽章の作品や組曲などの場合)もわかるようにしておいてほしいものです。

ところでこの曲弾いていると(特にこの動画で0:28あたりから!)バッハのゴールドベルク変奏曲のテーマが頭に浮かんで弾きたくなっちゃいました。楽譜、うちにもどっかにあったはず(あくまで鑑賞の手引きとして!)
どちらも同じ、ト長調の変奏曲、というせいもあるのでしょう。
どういう風の吹き回しか(笑)久々に朝からバッハを弾いています。
この曲です!

Svetla Protich plays Choral 'Bist du bei mir' BWV 508 (Bach)

正確には、メロディーはバッハではなくてシュテルツェル Gottfried Heinrich Stölzel (1690-1749) というドイツの作曲家の手になるもので、バッハがそれを編曲して、「アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帖」の第2巻に収録したのです。
歌詞は以下のとおりです。

Bist du bei mir,
geh ich mit Freuden
Zum Sterben und zu meiner Ruh.
Ach, wie vergnügt
wär so mein Ende,
Es druckten deine schönen Hände
Mir die getreuen Augen zu.

あなたがそばにいてくだされば
わたしは喜んで 死と安らぎへと向かいましょう。
ああ、わたしの最期はなんと幸せなことでしょう、
あなたの美しい両手が、
わたしの誠実な瞳を閉ざしてくださるなら。

原曲(といっても編曲?)のアリアもすばらしいの一言!
月並みすぎる表現ですが、まさに心が洗われます!
クラウス・メルテンス Klaus Mertens の歌唱 トン コープマン Ton Koopman のオルガンでどうぞ~♪

Bach - Aria ''Bist du bei mir'' BWV 508

ところでタワシの手元にある↓この楽譜ですが・・・
日本語のタイトル、なんと、敬語なしの表現!
ということは「du(あなた)」は神様ではなくて人間(恋人)という理解なのでしょうね?
ここは絶対、神様だとおもうんだけどなあ~
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大バッハとの距離・・・
先日平日練習会、一番人気はバッハでした。
とは言っても決して今特別にバッハブームが来ているというわけではないと思うのです。
レッスン中のピア友さんのブログを見ても、インベンション・シンフォニアを筆頭に、バッハの登場回数は群を抜いてるように感じます。タワシなんぞが改めて言うまでもないのですが、それだけピアノを弾く人達にとってバッハは大事で特別な存在だということでしょうね。

ところが・・・
そんな中にあってタワシ自身はこれまでインベンションやシンフォニアを1曲たりともまともに練習したことがないのです!ついでに言えば楽譜も持っていません!
これ言うと、大抵の人には、かなり驚かれるんですよね。
そして時々は「何か、バッハを避けてる理由があるの?」と、訊かれます。

音楽史上で一倍偉大な作曲家は誰かと言われたら、タワシは迷わずバッハと答えますよ。
モーツァルトでも、ベートーヴェンでもなく。
音楽家としてそして偉大な信仰の先輩として、疑う余地なく尊敬してます。

そんなタワシがなぜ、インベンションを敬遠(?)してるのか?
どうやらタワシの中でハノン、チェルニー、インベンションが「練習曲3点セット」となってインプットされてしまっているようなのです。(インプットされたのはずっと昔のことだと思います)
ハノンやチェルニーとインベンションを一括りにしてしまうのがどれだけ的外れでおかしいことか、それは百も承知なのですけどねえ。
それでも数年前にはインベンションをすっとばして、フランス組曲(弾けそうな楽章だけ抜粋ではありましたが)に熱中していた時もありました。
その他、いくつかの易しい小品も、弾いたことがあります。
でも最近は、バッハの曲はほとんど弾いていませんね。

その代わり(!?)、ヘンデルとか、他のバロックの作曲家の小品は結構弾いているんですよ。シューイチにも時々アップしていますよね。
バッハをやらずに他のバロックの作曲家の曲(かなりマイナーな存在の人も含む!)・・・それって本末転倒かも、と思うこともないではないですが、どんな形でもとにかくポリフォニー音楽に触れていたいとは思っているんですよ。
そして本人としては、この個性的な練習メニューを、かなり楽しくやっています。

それでも・・・いつかピアともさんたちのようにバッハの魅力にハマる日が来るのでしょうか?「聴き手」としてだけではなく「弾き手」としても。
そのときは、バッハ大先生との距離が今より縮まるんだろうか?
彼のホ長調のヴァイオリンコンチェルトを聴きながら、そんなことを考えた今日のタワシでありました。
(↓この演奏、タワシの愛聴版なんですよ~♪)


BWV1042 Violin Concerto No.2 in E Arthur Grumiaux
「どこかで出逢った、あのメロディー」という20枚セットのコンピレーションアルバム(いわゆる「名曲○○選」ですね)を持っています。付録のリーフレットの巻末に、1995年発行とあるのでもう20年前?もっともタワシが買ったのは、ほとんど未開封状態の中古品でしたが。演奏者も一流ぞろいで解説もしっかりしていて、クラシックの入門としても安心しておすすめできるセットでありました。チェロの小品を弾いているのがタワシイチ押しのチェリスト、フルニエなのも嬉しい。

その中の「BGM 昼・くつろぎのクラシック」という1枚の中に収められているのが、タワシのお気に入り曲「テレマンのアリア」です。
このアルバムでは全282曲のうちの1曲として選ばれていますが、同じバロックの曲でも「パッヘルベルのカノン」や「アルビノーニのアダージョ」「G線上のアリア」などの超有名曲に比べたら、ずっと一般の知名度は低いのではないでしょうか?
冒頭に弦楽器の演奏で出る流れるような美しい旋律は実は前奏、また伴奏であり、ほどなくして管楽器が奏でるのが本当の主題です。前奏がインパクトがあって主題と勘違いされがちなのは「主よ、人の望みの喜びよ」や「目覚めよと呼ぶ声あり」と同様ですね。

ところでこの曲を聴くとタワシは「君をのせて」などのスタジオジブリの音楽を連想してしまいます。
同じことを感じる人は、いるものなのですね。
今回貼り付けたYouTube(このCDのものと同じ音源です!)のコメント欄にも、そういう書き込みがありました。
「懐かしい」というコメントが複数あったということは、昔はもっと耳にする機会があった曲なのでしょうか?
いずれにせよいい曲です~


テレマンのアリア
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