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■楽譜あれこれ

■昔の子ども向け楽譜に愕然!

昔、と言っても明治や大正の話ではないですが、タワシもさすがにまだ生まれていない1962年に発行された楽譜のことです。
東京音楽書院の「インベンション 子供小品集」(松本恒敏 編)という本です。
ちなみにこれも、ヤフオクで楽譜をセットでまとめ買いした時に入手したものです。

IMG_3815.jpg

大人の楽譜となんら変わりないじゃないですか?
中身も一枚のイラストさえないのですよ!

でもそれ以上に驚いたのは
IMG_3814.jpg

このカタイ表現、どうですか!?漢字にはルビこそふってありますが。
「インベンションということを頭において、古典曲に於ける原則、タクトの音から割り出して弾く方法を充分身につけてほしい」 
なんて、大人が読んでも難しいよぉ〜
Mordent=漣音
Trill=顫音

漢字も難しすぎです!「顫」なんて漢検1級レベルじゃないでしょうか?
トリルは「びおん」とルビがふってあるけど「せんおん」じゃないの?「びおん」という読み方は初めて見ました!

いや〜すごいですね、昔の本って。
巻頭言によると「バイエルの中期からなじませるように編集したもの」だそうですが、バイエルレベルだった子供時代の自分のことを振り返ると、完全に理解の域を超えています!

肝心の曲はと言いますと、
前半の、大半の曲を、編著者の松本氏が自ら作曲してるんですが、はっきり言って曲としての魅力が全くと言っていいほどありません!いかにも対位法の練習のための教材というのが見え見えです・・・
後半はバッハ、ヘンデルの作品です。対象者のレベルを考えると難易度高すぎなんじゃ?と思う曲も多いですが、前半とうってかわって弾いていても満たされ(特にヘンデルの曲は初めて弾くものもあり楽しめました!)やっぱり大作曲家はすごいなあと素直に感動するタワシでした。

■木下牧子「夢みたものは」〜タワシ、初めて混声合唱の楽譜を買う〜

今回は、楽譜ネタの記事です。
楽譜ネタといえば、先日ちらっと話した女性作曲家たちの作品集、関心を持っている方が多いようなので忘れないうちに記事書かなくちゃと思ってはいるのですが・・・
その前に、先日買った、合唱の楽譜の話をさせて下さい。


これです!
タワシは中古を買ったので表紙のデザインが違いますが、内容は全く同じのようです。

表題作と、「鷗(かもめ)」が大好きで、この二曲の楽譜を見たくて、合唱団に入っているわけでもないのに、購入しちゃいました。
以前からソロ用、合唱用問わず「歌モノ」の楽譜は結構家にありましたが、オークションサイトの「楽譜まとめ売り」は別として、合唱用の楽譜を買うというのは初めての経験です。

いや〜
買ってよかった!
中古じゃなく新品でもよかったかなあと思っています。
耳コピで各パートの音を追うのはどうしても限界があったので・・・
これで各声部の音の動きがスッキリわかり、大満足です。

とくに「鷗」は楽譜が届いて早々に、ガン見しながらCDをヘビ〜ローテーションでかけまくり、それからCDに合わせてアルトパートを歌ってみました♪合唱初級者でも充分歌えるくらい平易に書かれており、しかも音の並びがとても素直!
なので初見でも充分にハモれました。
主旋律はソプラノとテナーが分担し、アルトは主役を張る場面はほとんどないのですが、ソプラノを立てつつもしっかり自己主張する箇所もあって、そこにはすごく萌えます。

巻末に歌詞が掲載されていて、音を消してじっくり味わってみました。
「つひに自由は彼らのものだ」と繰り返すことなんと12回!詩人(三好達治)の自由への熱い思いが伝わりますね。
歌詞の順序を作曲の都合上改変していることも初めてわかりました。

楽譜の話からは少しそれますが・・・
タワシの手元のCDで「鷗」の安定感ある歌唱を聴かせてくれているのは「松原混声合唱団」です。
そのHPを訪問してみたところ、こんな記事が・・・

新型コロナウィルス感染症の影響により、松原混声も活動の停止を余儀なくされています。週に2回は顔を合わせ、コンサートシーズンには家族よりも一緒に過ごす時間が長いかもしれない団員同士が、こんなにも長期間会わないでいるなんて…、松原混声の60年を超える歴史の中でもこんなことは初めてです。

ああ、これは辛いですね。
うちの教会の聖歌隊も休止中で、週に一度の練習と礼拝での奉仕がないだけでも、ぽっかり心に穴が空いたような気持ちになっています。
ちなみに礼拝の中での通常の讃美歌(会衆賛美)は、未だにマスクをつけてハミングです・・・
かなり普通の日常が戻ってきたような感もありますが、まだまだ日常を取り戻せずにいる人たちも多いのですね。

それでも先日はウィーンフィルが3ヶ月ぶりに公演を再開したという明るいニュースも。少しずつ、前には進んでる。
合唱団でも、教会でも、カモメのように自由に、誰はばかることなく、声高らかに歌える日が早く来ますように!

参考までに・・・
こんな動画見つけました!

混声合唱曲集 夢みたものは より 5 鷗 by 木下牧子 作曲
この手の動画、パート別の音取り練習にはなかなか有益ですね。(我が教会の、ヘンデルのハレルヤコーラスの練習時もお世話になりました。コロナのせいで本番は幻となりましたが・・・涙。←またコロナだ〜)

■フォスター歌曲集(輸入楽譜)

前回のシューイチではフォスターの歌曲「やさしきアニー」を弾かせていただきましたが、ピアノ曲じゃないから、(ピアノブログのブロガーや読者さんたちからは)あまり反応ないだろうなぁ、と思っていたところ、意外と反響があり嬉しいです。学校の音楽の授業でも定番曲ということもあってか「懐かしさ」を感じる人が多いようですね。

この曲とどこで出会ったかというと・・・去年ヤフオクでゲットした、この輸入楽譜です⬇️
The Songs of Stephen Foster
(リンク先の画像右上の Look inside の文字をクリックすると一部分を「試し読み」することができます!)

5ページにわたるフォスターの伝記(不遇なその生涯を思うと心が痛みます・・・)、「金髪のジェニー」の初版表紙画像、そしてコード付きの3段譜(ヴォーカル+ピアノ)が30曲〜有名どころはほとんど網羅しています〜掲載されています。(タワシの好きな、軽快な名曲「ネリーブライ」が入っていないのが、ちょっと残念)

書評もおおむね好評のようですね(ちらっと目を通しただけですが)。
ただ、中には「内容はいいけれど、製本がとんでもなくひどくて演奏する気も失せる」と低い点をつけているものも。でもタワシの買ったのはごくごく普通で、何の支障もありませんでしたよ。このひとが、たまたま不良品に当たったんでしょうか。

かなり安く入手することができたのでいい買い物をしたと満足していますが、調べてみたらドレミ楽譜出版社から、
フォスター歌曲選集
というのが出てるんでですね!
こちらは40曲収録で、歌詞は英語、日本語併記のようです。
こっちも欲しくなった〜


⬆️「金髪のジェニー」初版の表紙(1854年)
Light Brown Hairだから本当は「明るい茶髪」なんですよね〜

■はじめてのベーレンライター版〜ピアノアルバム・バロック〜

今年から新しいカテゴリを追加することにしました!
「楽譜あれこれ」です。
ネットからDLしたものや図書館で借りたものなども含めてタワシの手元にあるいろんな楽譜について、自由におしゃべりします。
これまでも「雑記」やその他のカテゴリで語ってきたこともあったでしょうが、今後は新しいカテゴリで書いていこうと思います。


昨年の11月、「ヤ○オク」で楽譜をまとめて叩き売り(?)している方があり、その中に興味深いものがありましたので、約90冊を3000円ほどで落札しました。(送料900円支払いましたが絶対もっとかかってますよね?)
「興味深いもの」のうちの1冊が、
ベーレンライターピアノアルバム バロック
です。
イギリス、イタリア、フランス、ドイツという4つの国ごとに、有名曲、無名曲取り混ぜて、半ページ〜見開き2ページという小品たちが全部で47曲も収録されています。(サイズ的にも難易度的にもシューイチのネタになりそうな曲がたくさん!笑)
「本」としてのデザインもセンスよく、眺めるだけでも満たされます。参考資料として当時の鍵盤楽器(ヴァージナルやフォルテピアノ等)の大きなカラー写真4枚が掲載されているのも見どころです。

この楽譜、タワシにとっては初めてのベーレンライターです。
練習中のバッハ・フランス組曲第3番アルマンドは、この楽譜を見ながら弾いてます(フランス組曲の中からこの1曲だけが選ばれています)
これまでうちにあったフランス組曲の楽譜と言えば古い全音版と春秋社版ですが、それらに比べてなんとすっきりと見やすいのでしょう!
ただひとつ、気になったことといえば、装飾音の奏法の表記が、見慣れた五線ではなく主音基準の一線での表記となっているので、慣れるまでちょっと戸惑う場面もありました。ベーレンライターの楽譜って全てこうなのかな?
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このベーレンライター・オムニバスシリーズには、もちろんウィーン古典派やロマン派等もあります。
たぶん参考資料の写真を含めてこんな感じなんでしょうね〜

ともかく、初めてのベーレンライターは、とっても印象良かったです♪
もっと経済的に余裕があったら色々揃えたいなあ〜❤︎

プロフィール

私はタワシ

Author:私はタワシ
ぶきっちょな独学のアマチュアピアノ弾き。デジピ族。一応女性。
クラシックピアノの王道からは外れまくりですが、自由気ままなピアノライフを楽しんでます。
特技は捏造、ミスタッチ量産。
プロテスタント教会で奏楽者(礼拝讃美歌や聖歌隊の特別讃美の伴奏)をつとめています。
オカリナ吹きます(「フォーカリンク」と「アケタ」を使ってます)。時々、リコーダーやティンホイッスルなども。
これまでの経歴など、詳しくは当ブログの「自己紹介」カテゴリの記事を参照してください。

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