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昭和25年第1刷!独唱名曲八十番 

タワシは声楽というものを本格的にやったことは一度もないのですが、歌曲集の楽譜は何冊か持っています。
自分が歌うためではなくて、一番の目的はアレンジ~特に伴奏のつけ方~の勉強のためなのですが、機会があれば誰かに歌ってもらうなり、歌のパートを楽器(フルートとかヴァイオリンとか)で演奏してもらうなりして、一緒に楽しみたいなあと思ってます。
その中でもダントツに年季の入った一冊があります。
音楽の友社の「独唱名曲八十番」・・・奥付によれば「昭和25年3月20日第1刷 昭和62年7月20日第53刷」とあります。窓辺の、直射日光にさらされっぱなしのところに置かれていたので、これ以上焼けられないというくらい日焼けしていますし、使い込んでぼろぼろです。
内容は、ヘンデルのラルゴに始まり、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンからフォスターに至るまでの海外の歌曲、世界の民謡、滝廉太郎や山田耕筰など日本の歌曲と、など盛りだくさん。
なお、巻末には、各曲の歌詞と解説がまとめて載っています。縦書きで、きちんと漢字を交えて表記された歌詞を、メロディーをのせずに純粋な文学作品(「詩」)として味わうのも、たまにはオツなものですよ。
特に、日本における歌曲の黎明期に、数々の名訳詞で大きく貢献した「近藤朔風」という人の詞は、日本語として、とても美しく、文語文の奥の深さも教えてくれます。彼の訳詞によるものは、「野薔薇」、「菩提樹」、「ローレライ」などこんにちでも歌い継がれている名曲ぞろいです。
[ 2010/01/19 06:50 ] 未設定 | TB(0) | CM(2)