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チェンバロ気分~ラモー&ソレールを弾く 

小学生のころから、19世紀ロマン派が大好きで、「クラシック音楽はロマン派に限る!」とまで思っていたタワシ。
それが今は、バロックや古典派の曲にも積極的に取り組むようになっています。
ロマン派の本格的なレパートリーは技術的に難曲が多くって、ソナチネレベルの身では、弾けるものがごく限られていること。そして、オフ会などで他の人たちのバロックや古典派の生演奏を聴き、ああ、意外といいなあ、と思ったこと、などが、そのきっかけだったかな。
今もバロックの曲を2曲平行して練習しているところです。

ひとつは、ラモー作曲「未開人たち」。
なんともインパクトのあるタイトルの曲ですが、曲自体はごく普通のバロック時代の舞曲です。(確かにタイトルから予想されるように、生気にあふれ、ちょっとエキゾチックな香りもしますが)
ラモーはバッハ、ヘンデルと同時代の、フランスの作曲家。クラヴサン(ハープシコード)の曲も多いですが、本質的にはオペラの作曲家だったようで、この未開人たちも、後に自作の「インドの優雅な国々」というオペラ・バレエに採り入れたそうです。
この曲とにかく「モルデント」や「プラルトリラー」といった装飾音が多くて、タワシにとってはそれが一番苦労するところ。インテンポで弾こうとするとどうしても装飾音が抜けてしまったりします。無駄な力も入っているのでしょう、装飾音があるたびに音が硬くなってしまうのも困ったものです。
装飾音の嵐に負けず、「踊り」ならではの活気や喜びを、表現できたらいいなあと思います。

そして最新の練習曲目は、スペインの作曲家・ソレールの「チェンバロソナタ ニ長調」。
ソナタといっても単一楽章、わずか3ページの短い作品ですが、ぶきっちょでテクニカルな曲が苦手なタワシのとっては、かなりハードルの高い曲かも。
同音連打、跳躍など、タワシの不得手なテクニックが次々と出てきます。
まあ、ハノンやチェルニーなどの指の運動系練習曲を嫌ってここまで避けてきたので、こういう、実際の曲で指のトレーニングをするのも悪くはないか、と思っていますが。
しかしこのソナタ、スカルラッティの曲の作風があまりにも似ています。
と思ったら、なんとまさに、ソレールはマドリードで、スカルラッティに師事していたこともあることが判明。道理で似ているわけだ・・・

これらのバロックの曲(ソレールは時代的には古典派の人なのでしょうが)を、ピアノとハープシコードの両方の音色で演奏して、遊んでいるタワシなのでした・・・
前にも書いたかもしれませんが、うちの電子ピアノは安物で、音が悪い!特にハープシコードの音はしょぼいです、まるで子供のおもちゃみたいで寂しくなります。
それでもちょっとは「チェンバロ気分」を味わうことくらいできます。
もちろんいつかは本物のチェンバロを弾いてみたいですが。
実際に経験した友人の話では、とても繊細な楽器なので、感度もいいらしく(?)、ちょっと間違って隣の音を触っただけでしっかり鳴ってしまうみたいですね。
ミスタッチの異常に多いタワシには、どうやら不向きな楽器のようです、残念!!
[ 2010/06/03 06:58 ] 未設定 | TB(0) | CM(6)