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楽譜が違う!?~ミニレッスン覚え書き(その2・モーツァルト) 

今回の練習会では、ショパンのマズルカの他に、もう一曲ミニレッスンしていただきました。モーツァルト「ピアノソナタ第4番」の第2楽章・メヌエットです。
昔使っていたオムニバスの小品集の中にこの曲(この楽章のみ)が入っていて、弾いたような記憶がありました我、何しろ昔々(爆)のことで、定かではありません。
小規模な2つのメヌエットからなる愛らしくて親しみやすい楽章です。
モーツァルトはぼろが出やすい、と少々苦手意識のあるタワシですが、このようなかわらしい小品くらいは、サラッと合格点をもらいたいもの。
でも弾き終えてS師匠の顔を見ると「う~ん、何から言おうかなぁ?」と思案している?
ウワァ!やっぱりいっぱいダメ出しされるのか。

まずは冒頭の、特徴あるスタッカート。短く切りすぎと指摘されました。タワシ、思いっきり跳ねてたからなあ・・・
タワシの使っていたのとは別の版の楽譜(ウィーン原典版?)を見せてもらいました。スタッカートの形が違う!点じゃなくて短い縦線でした。
事典によってはスタッカーティシモ、つまり、スタッカートよりもっと短く鋭いの、と書いてあるのもありますが、師匠の説明ではクープランのアスピラシオンに由来する記号で、短く跳ねないようです。
タワシは古楽のことはほとんどわかりませんのでそう言われても???ですけどね~
それから、タワシの楽譜は強弱記号の位置がおかしかったので、アーティキュレーションが不自然なものになってしまっていました。楽譜を鵜呑みにしてはいけませんね。(これも他の版と照らし合わせてチェックすることで間違いがわかります)

でも今回の一番のポイントは、なんといっても、音の出し方。
タワシは自己流で変な癖がいっぱいついているのですが、特に手首を動かしてその力で音を出しているらしく、それも必ずしも悪いわけではないようですがモーツァルトには不向きということで、手首をできるだけ動かさないで弾く練習をしました。
2,3回の練習でたちまち音が変わり,師匠も「おお、いいね~」と言ってくれました。こんなに早く、違いがわかる程度にまで音が変わるとは、自分でもちょっとびっくり!

そういえばどこかのオフ会で師匠の前ではじめてモーツァルトのソナタを弾いたとき、どう転んでも古典派には聞こえない弾きっぷりで、みんなを唖然とさせてしまったのを思い出します。曲の最後なんて、思いっきりフォルティシモで終止してました。それがかっこいいと思ってたんですね~。独学にはやっぱり、しかるべきアドバイザーがいないと、かなり間違った方向に進んじゃう恐れがあると言うことですね。
あのころに比べたら、少しは古典派らしく、モーツァルトらしく、弾けるようになってきているかなあ。
[ 2010/07/27 16:45 ] 未設定 | TB(0) | CM(8)