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■2010年12月

■歌曲からピアノソロへのアレンジ~歌と伴奏、一人二役!

どうやってレパートリーを増やしているのか?どこから曲を見つけてくるのか?
タワシの弾いている曲が、普通にピアノを習っている人の標準的なレパートリーとはかなり違うので、時々こんな質問をされます。
その答えは、とても一度では書ききれないのですが、かなりの割合を占めているのが「歌もの」(歌曲や、オペラのアリア、和・洋のポップスなど)からのアレンジです。
最近アップしたばかりの、「インドの歌」や「緋色のサラファン」などすべてそうですね。
要するに、歌と伴奏のパートを一人二役で弾いちゃうという話。
こう書くとなんかとても大変なイメージがありますが、そこは、選曲と、アレンジ次第です。

アレンジとして一番楽・・・というかアレンジとも呼べないのが、
伴奏パートでメロディーを忠実にフォローしているパターンです。
音節の関係でほんのちょっと歌とピアノが違う箇所があったりしても、基本的にピアノでメロディーも一緒に弾いていく。これはピアノ独奏曲としてそのまま成立しますよね。
こういう曲は実は意外とあって、タワシの録音したものの中では「ちいさい秋見つけた」などもそうです。
「Romantica」などが収録されたカンツォーネの楽譜も、大半がそんな感じでした。  

でもそうでない曲の場合、伴奏のパートをできるだけ生かしながらも、それと一緒にメロディーを、しかも伴奏よりしっかりと、弾かなければなりません。
たとえば「インドの歌」・・・歌の部分が始まって冒頭の2小節はこんな感じです。
「インドの歌」より
基本的には、右手でメロディー(歌)とピアノ(伴奏)パートの右手の部分を一緒に弾きます。
先日のタワシの録音でも、そうしています。
このときにメロディーと伴奏のバランスがとっても大事です。楽譜上は、歌もピアノも同じ「p」の強弱記号ですが、実際にはピアノパートがpp、メロディーはmfくらいの気持ちでないと、旋律をきれいに浮かび上がらせることは難しいと思います。ただし決して強く弾くと言うのではなくて、埋もれないようににちゃんと響かせる意思を持つ、という意味です。
もちろん、部分的には、どうしても物理的に一人で両方のパートの音をすべて拾うのが不可能な場所もいくつもあります。伴奏の一部を犠牲にしたり(=音を削るという意味)、オクターブ上げたり下げたり・・・といろいろ苦心しつつ、できるだけ原曲に忠実なアレンジを目指します。

これとまったく違うやり方ですが、
オリジナルのイメージをがらりと変え、編曲者の色にしてしまうアレンジもあります。
以前録音をアップした「NINA」なんかはこのパターンですね。
クサーヴァー・シャルヴェンカというロマン派の作曲家のアレンジ譜をそのまま弾きましたが、イタリア古典歌曲が、完全にロマン派風のドラマチックなイメージの作品に変わっていましたね。
こういう大胆なアレンジももっとやってみたいです。

という次第で今日からまた新しいカテゴリーを作ってしまった・・・
耳コピの話とあわせて、「アレンジ&ミミコピ」というカテにします。
これをきっかけにアレンジ修行にもまた力を入れたいな、と思うタワシなのでした。

プロフィール

私はタワシ

Author:私はタワシ
ぶきっちょな独学のアマチュアピアノ弾き。デジピ族。一応女性。
クラシックピアノの王道からは外れまくりですが、自由気ままなピアノライフを楽しんでます。
特技は捏造、ミスタッチ量産。
プロテスタント教会で奏楽者(礼拝讃美歌や聖歌隊の特別讃美の伴奏)をつとめています。
オカリナ吹きます(「フォーカリンク」と「アケタ」を使ってます)。時々、リコーダーやティンホイッスルなども。
これまでの経歴など、詳しくは当ブログの「自己紹介」カテゴリの記事を参照してください。

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<9月13日> ♪「無言歌集」より 後悔、悲しい心、巡礼の歌(メンデルスゾーン) ♪二つのドイツ舞曲より第1番、バガテルp.33−6(ベートーヴェン) ♪「フレースエーの花々」より フレースエーの教会で、あいさつ(ペッテション=ベリエル)

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