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音の居場所~ここちのいい場所を求めて 

タワシ先生のポピュラーピアノ教室、今週は生徒さんたちの都合もあり、お盆休みです。

生徒さんのひとり、牧師夫人のSさんは、
アルソ出版の「ピアノコードパターン・VOL1」
http://www.alsoj.net/store/view/PFCP01.html?storecd=
が終わったあと、VOL2に進もうと思いきや、なんとVOL2はまだ発売されていなく、しかたがないので彼女が自分でお店で選んできた映画音楽の名曲集をテキストにしてレッスンをやっているのですが・・・

はっきり言ってこの楽譜のアレンジがしょぼいのです!
技術的にはいまのSさんのレベルで難しすぎもせず、易しすぎもせずちょうどいいのですが、なんといいますか、コード進行としては間違っていないのだけれど、それでもしっくりしない音が多いのですよ。
あってほしいところに音がなくて、なくていいところにあるっていう感じ。
あと、全体的に 曲の根っこである左手のベースが薄っぺらくて頼りないアレンジが多いのも、タワシ的には気に入りません。
とってもうぬぼれた発言ではありますがあえてハッキリ言いますよ、
もっとプロらしい仕事してほしいです。こんなんじゃ タワシアレンジのほうがよほどマシです!
やっぱり生徒さん任せにしないで、ちゃんとした楽譜を探す責任も、先生にはあるのかな?なんて思ったりしています。今度 楽譜(楽器)屋さんに行ってこようっと。

タワシは、教会の奏楽者としての手ほどきを、当時住んでいた北陸地方の某教会で、若い男性の牧師先生から受けました。
その牧師先生がめちゃくちゃジャズピアノのうまい人で、ジャズのの本場バークリーの音楽院に留学経験もあり、神学校に行く前は時にはお金ももらってお店でジャズを演奏していたという変り種・・・
タワシは、この人から、手取り足取りと言う形のレッスンを受けたわけではないけれど、そばにいてその演奏を見たり聴いたりする中で多くのものを学びました。
(昔からジャズは習うより盗むものといわれていますからね)
その牧師先生がよく言っていたことをふっと思い出しました。

「クラシックと違ってジャズやポップスでは、100人いれば100通りのアレンジがある。
唯一絶対の正解なんてない。
だけどそれでも、音にとっては居心地のいい場所とそうでない場所が、確かにある」

そういえば、ジャズでよく使われるテンションと呼ばれる複雑なコードは、言ってしまえば不協和音ですが、それが「居心地のいい場所」にピタッとはまったときには、なんとも言えず素敵に響きますね。

タワシの生徒さんにもそういう感覚を体感してもらいたいのですが、どうやって教えたらいいか、ホントに難しいです。
でもまずは、模範となるいい演奏に、いっぱい触れることですよね。
うん、やっぱりあのしょぼいアレンジに代わるもっといい楽譜を探さなくちゃ。
 
[ 2011/08/14 11:37 ] ピアノを教える | TB(0) | CM(12)