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『やさしい曲を美しく弾く!』が生涯の目標。ぶきっちょな独学アマチュアピアノ弾き(時々オカリナ吹き)の、ユルくて熱い音楽日記。

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あの名曲にこんな歌詞が・・・!?

2012.03.07 (Wed)
教会の聖歌隊を別とすれば、合唱なんて中、高校の音楽の授業以来、ほとんど縁のないタワシなのですが・・・
手元に 野ばら社発行の「女声合唱曲集」という楽譜があります。
実は歌モノの楽譜は、伴奏のつけ方を研究したり、自己流のアレンジ(=3段譜を見ながら歌と伴奏の一人二役をやる)でピアノのレパートリーにしたり、といろいろ使い道があるので、けっこう持っていたりします。この本もそんな動機で買ったものです。

この本をぱらぱらと眺めていて、面白い発見をしました!
もともと声楽曲ではないクラシックの名曲に、日本語の歌詞をつけて、合唱曲として仕立てているものがいくつかあるんです。

「♪祭りと花と娘」
原曲は「狂詩曲・スペイン(エスパーニャ)」(シャブリエ)です。
「踊る 踊るよ スペインの娘
タンブリンたたいて 足並みそろえて・・・」

と、祭りでにぎわうスペインの街の、華やいだ雰囲気を表現しています。
原曲のイメージどおりの歌詞です。
ただし曲のほうは長い曲を強引に切り貼りして手ごろなサイズにまとめた感があり、原曲を聴き慣れた身には、場面転換がかなり突飛に思えたりもします。

「♪乙女と胡蝶」
原曲は「精霊の踊り」(グルック)です。
竪琴の名手オルフェウスが、愛する妻エウリディケを取り戻しに地獄に行くとい、う有名なギリシャ神話を基にしたオペラの中の1曲ですが、この歌詞は それとは関係なく
「泉のほとり 乙女子は舞うよ
風に もすそ なびかせ」

と、可憐な娘と蝶々が踊りに興じる様子を描写しています。
それにしても時代を感じさせるタイトルと歌詞です。「胡蝶」なんて、いまどきの人はほとんど使わない言葉では?

「♪麗しの春」
原曲は「ヘ調のメロディ」(A.ルビンシュテイン)です。
これはピアノ曲なので弾いたことがある方も多いのでは?『2つのメロディ op.3』の第1番の曲ですね。(わざわざ「ヘ調の」と銘打っていますが、こういう例は他にあまりないので、不思議といえば不思議です)
「麗しの春よ 山を越え 野を越え
足どりおもしろく いざ来たれ」

と、これまた「古色蒼然」(いかにも古めかしい様子。時代がかっていて趣があるさま)という四字熟語がぴったりの歌詞ですね。
特に最後は
「百鳥(ももとり)よ歌え
待ちわびし花よ笑め
天地(あめつち)の恩恵(めぐみ)は果てもなし」

と、昔の賛美歌の歌詞ってたしかこんなだったよな~というような、もろ文語体です!

「♪春の川で」
原曲は 「トレ・ジョリ(美の極み」)(ワルトトイフェル)です。
「スケートをする人々」や「女学生」で有名なワルトトイフェルの、とても魅力的なウィンナワルツです。
この曲についてはタワシも過去に記事を書いたことがあります。
トレ・ジョリ~ウィンナワルツで始まる朝
小学校5年位(?)のとき音楽の教科書に「小川」というタイトルで載っていた記憶があります。
そのときの歌詞(文部省唱歌の「春の小川」にそっくりだった!)とは、この歌集の歌詞は違っていますけど、内容的にはほぼ同じ情景を歌っているようです。
「川のそばを あるいたら
聞こえてきた 春のこえが」

いかにも昭和時代に書かれた詞、という感じの口語体ですね。
それにしても、音楽の教科書に載っていた「小川」といい、この「春の川で」といい、なぜ「美の極み」という題名のウィンナワルツが、川のうたになったのか、ずっと知りたく思っているのですが・・・

さ~てと。
脱線(?)はこのくらいにして・・・
これから、まじめに、ピアノのれんしう、やります。
暗礁に乗り上げたままのショパンのマズルカ(OP59-3) あんまりにも進歩がないので少々気が重くなってきましたが、ここで投げ出しては成長できないですもんね~
浮気曲もほどほどに(?)折りませながら、今日もがんばります♪


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