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ハ音記号も慣れればへっちゃら?ひと味違う、昔の楽譜! 

現在練習中の曲に、フィオッコのクラヴサン(チェンバロ)曲、数曲があるのですが、
無料楽譜サイトIMSLPからダウンロードしたこの楽譜、この前もお話したとおり、昔の楽譜をそのままスキャンしたもののようです。

興味のある方は以下のURLをクリックすると見られますよ~v
http://conquest.imslp.info/files/imglnks/usimg/e/e3/IMSLP110971-PMLP226223-Fiocco_-_Pieces_de_Clavecin.pdf

先日<TDLのパレードのよう>といわれたMY演奏を貼り付けた「アングレーズ」は、ページ数(元の楽譜のページではなく、PC画面下のADOBEの表示で)5ページ目、
ヴァイオリン曲として有名になった「アレグロ」は、16~17ページ目です。
この楽譜をプリントアウトしたものをそのまま譜面台に置いて見ながら練習してます。

現代の楽譜と比べるとかなり違いませんか?
まず、すごくぎっちり書かれています。省スペースで使う紙を少なくしようとしているのでしょうか?
それから、8分音符や16分音符の「旗」の書き方が違ってますね。
加線の書き方も独特なものがあります。
そして・・・弾いていて、初めのうち一番戸惑ったのが、左手に続出する「ハ音記号」です!

ハ音記号・・・普通にピアノだけやっている人には、たぶんなじみのない記号ですよね。ヴィオラやテノールのパートはこの記号で書かれているんですが。
こんなやつです。
cclef2.jpg
真ん中のくびれた部分が中央のハ(ド)の音になります。
この記号、ト音記号と違って、記号自体が五線の中でかかれる位置が固定していないというのがちょっと曲者なんですよね~

タワシは大学時代「クラシカル音楽研究会」という音楽鑑賞専門のサークルの部員で、そこで、オーケストラのスコアリーディング、基本だけですけど習いました。だからこの記号の意味は知っています。
といっても実際に演奏中に出てこられると、なかなかとっさには頭の中で変換できないものです。
この曲(特に「アレグロ」)は先に耳で覚えていたのでまだ何とか弾けましたが、ほんの1小節足らずのためにわざわざヘ音記号からハ音記号に書き換えて、またヘ音記号に戻したりしているのを見ると、何でそんな面倒なことを~?と思いました。
でも楽譜をじっと見ていてその理由が分かったのです(!?)
ハ音記号を使うと、加線を減らすことができます。加線があるとその分楽譜を印刷するのにスペースが要します。せっかくこんなにぎっちり詰めて楽譜を書いているのが水の泡になってしまいますよね。
多分そんな理由でハ音記号を多用したのでは、というのがタワシの考えです。合っているかな?

それはともかく。
最初はずいぶん見にくいなあと思ったこの楽譜ですが(作曲ソフトが使いこなせる人なら現代風に書き直したいと思うくらいかもしれませんね!)・・・
タワシは 4,5日経つとすっかり慣れました。
譜めくりの手間が省けるので、譜めくり失敗で苦いトラウマを抱えるタワシなどは、かえってこのコンパクト設計(笑)が気に入りつつあるほどです。
何事も慣れですね~♪