FC2ブログ





「お師匠様sの演奏を聴く会」レポその2・真打登場篇 

前回記事に引き続き、4月21日の「お師匠様sの演奏を聴く会」のレポをさせていただきます。
前回は「前座篇」でしたが今回はいよいよお師匠様S登場の「真打登場篇」ですよ~♪

お師匠様Sの先陣を切って演奏したのは、うづらさん。
らべんだ~さんのブログでは「校長先生」と呼ばれていますが、なんとなくわかります(笑)
スカルラッティのソナタ7曲とモーツァルトのソナタK331の第1楽章です。
バロックや古典派を大得意とするうづらさん、、腕から手首、指先まで、いや、からだ全体が、すっかりその様式に染まっている、とでもいいましょうか、とにかく音の出し方が根本から違うんですよ。
プレイエル弾いているのに、(それもちゃんとその楽器の音色の美しさを引き出しながら) その一方で、スカルラッティやモーツァルトの時代にさかのぼったような、不思議な感覚を覚えました。うづらさんならきっと同じ曲をチェンバロで弾いても素晴らしいんだろうな。
スカルラッティのソナタは、有名なホ長調の「行列」(K380)からあまり知名度の高くない曲まで。スカルラッティって、いろんな世界を持っている引き出しの多い人だなあ、と感心しながら聴いていました。
モー様のK331は名曲中の名曲ですね。こちらも素晴らしかったです。次回はぜび3楽章通して聴きたいと思いました。

次に、夜毎屋さんのフランス組曲第5番全曲と、べトソナ5番と8番の全楽章。
夜毎屋さんの演奏って、本当にセンスのいいお洒落な大人の女性のイメージなんです。こう書くとフランスものなんかがとっても似合いそうでしょう?
実際そういう路線も文句なく素敵なんですが、これが不思議とバッハにもしっくり来るんですよね。
フランス組曲、全体にしっとりと落ち着きがあって、しかもすがすがしい演奏でした。
べトソナ、特に第5番は今、やタワシの中では、らべんだ~さんのイメージが定着しているんですけど(笑)、そのらべんだ~さんが「10年後にこんな演奏を目指したい」といったのが夜毎屋さんの演奏です。
ベートーベンは非常に男性的な作曲家だと思うんですが、夜毎屋さんの演奏は女性をしっかり感じました。といっても、なよなよとしたかよわい女性ではなくて、芯のしっかり通った、美しくて聡明な女性です。
「演奏は人を表す」という言葉が実によく当てはまる好例ですね!

そしていよいよshig師匠!
最初に「ポロネーズ全7曲通して一気に弾く」と聞いたとき、正直言って「えええ 本気~!?」って思いましたよ。
特に後半の3曲は1曲弾くだけでも、相当な気力・体力を使うというのに。
でもふたを開けてみたらポロ全曲ではまだ足りず(?)舟歌と幻想曲という豪華すぎるおまけまでついていました。
いったい何者なんでしょうね、この人。
幻想ポロネーズ、舟歌、幻想曲は十八番にしているだけあってものすごく完成度が高く、音色も隅々まで磨き上げられているのを感じました。
1~5番は、shigさんのフルバージョンの演奏で聴くのはたぶん初めて。
「軍隊」がとっても個性的な演奏で印象に残りました。タワシがこれまでいろんな人の生演奏やCDで作り上げてきたイメージを覆すような演奏でした。

お師匠様たちはこれだけのすごいプログラムをこなしながらまだ余力があるようで、デシーズ(弟子組のこと)の相談に乗ったりいつのまにかレッスンモードに入ったり、そして最後はshigさんと夜毎屋さんの2台ピアノでドビュッシーの「白と黒で」とモーツァルトのドッペルコンチェルト(2台版)1・3楽章 を堪能させていただきました。
(モー様(特に3楽章)が、とっても楽しくて魅了的な曲だったので、初見の得意なクララさんを捕まえて、ほんのさわりだけ戯れで一緒に弾いてみました)

とにかく、すごいピアノに、すごい人たち!
こんな世界もあるんだと、雲の上をちょっとだけ垣間見せてもらったような、濃すぎる1日でありました。

こんな夢の世界から一気にシビアな現実に引き戻されるので、スルーしてもらったほうがいいんですけど、
録音アップを望む声が大きいのでいちおう貼り付けてみます。。。
タワシが前座で弾いたショパンのマズルカ2番と15番。
ほんとに聴かないほうがいいですよ。
練習不足もいいところの上に、初体験のプレイエルにすっかり戸惑っています。
2曲目の最後の最後で、ようやくほんの少しなじみつつあったんですが、ちょうどそこで曲が終わるという、なんとも情けないタワシでした・・・


[VOON] kマズルカ
[ 2012/04/25 11:19 ] 練習会・弾き合い会 | TB(0) | CM(26)