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2012'05.19.Sat

楽器なしで頑張る生徒さん!

タワシ先生(←どうみても先生って器じゃないけど)には現在4人の生徒さんがいますが、当然のことながらそれぞれの音楽環境は違っていて、使用している楽器も、アップライト、デジピ、キーボード、そして楽器なし、と、四者四様なのであります。
もちろんいまさら言うまでもなく、グランド、とまでは行かなくても、せめてアップライトでも・・・つまり生ピアノを持っていることが理想なんですが、そうしたくでもできない事情の人も多いですよね。

大人の初心者さんで、デジピさえも持っていない人というのはどれくらいの割合いるのでしょう?
昔は高価なピアノが買えなくて、オルガンでの練習に甘んじていた人も結構いたように思います。
でもいまはずいぶん安い値段でかなりの高性能のデジピが買えますから、キーボードでピアノの代用をするという人はごく少数だし、まして楽器を持っていないという人はさらに少数でしょうね。
それでも経済、住居、家庭などの環境のせいで、そういう不自由な状況を強いられながら、頑張ってピアノを練習している人もいるのですね。

タワシの生徒さんも、4人中2人が、そんな人です。
一人は教会で現在使わなくなったキーボードを借りて練習しています。
確かカシオ製のだったと思いますが、はっきりいって楽器というよりおもちゃに分類したほうがいいのかも、というもので、それをアパートの机の上において練習しているらしいです。
もう一人は家に楽器がまったくないという状態で、練習は早天祈祷会(早朝の祈り会)に教会に行くついでに、教会のアップライトでしているとのことです。
タワシの使っているような安物のデジピでもいいから、(それも無理ならせめて、タッチレスポンス機能のあるキーボードでも!) 自分の楽器を持つように、と勧めたいのは山々ですが、それは本人たちが一番よく分かっているだろうし・・・

そういえばタワシにも楽器のない時代や、カシオの61鍵のキーボードが唯一の相棒だった時代があったなあと、しみじみ思います。
もちろんそのころは今のようなピアノ愛はなく、今参加しているようなピアノのサークルなんてものは存在も知らず、したがって当然師匠も仲間もいないという状態だったんですが。
それでもちゃんと教会の奏楽の奉仕はしてましたね。
今の生徒さんたちも、教会で賛美歌の伴奏がしたいというのが、タワシのレッスンを受けるようになった最大の動機ですから、過去の自分の姿とかぶるものがあり、エールを贈りたくなります。

ウチは韓国から来ている学生・大学院生や若い研究者が多い教会で、この生徒さんたちもそうなんです。
だからいつまでここに居られるのか、つまりいつまでレッスンを続けられるのかも、正直わかりません。
そんな状況の中、とても熱心で向上心あふれる生徒さんたち。
だから、なおのこと、タワシも、自分の教えられることはできる限り伝えたいと思います。
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