「美味しい音楽」レポ~タワシ、B級グルメ路線を一人行く! 

日程が一日ズレていたら台風で大変なことになっていたと思いますが、幸いお天気も守られた昨日、
所沢市民文化ホール「ミューズ」小ホール(キューブホール)
http://www.muse-tokorozawa.or.jp/shisetsu/index.html で
「美味しい音楽」コンサートが催され、タワシも、身の程知らずにも「弾き参加」してまいりました♪

当日のプログラムです。
第1部 宴の始まり
前口上
サティ 食欲のそそらないコラール

モーツァルト 4手のためのピアノソナタ ハ長調 K.521より第1楽章
シューマン 子供の情景より 炉辺にて・木馬の騎士
ドビュッシー 前奏曲集第1巻より 亜麻色の髪の乙女・アナカプリの丘
ファリャ    クロード・ドビュッシーの墓標銘のための賛歌
ドビュッシー  前奏曲第2巻より ヴィーノの門
セヴラック  古いオルゴールが聞こえるとき
ジャコブ・ダルディアン ピアノのための小品
スクリャービン 練習曲 Op.42-4、Op.42-5

第2部 オードブル
ナポリターナ・メドレー
勿忘草(クルティス)、さらばナポリ(コットラウ)、遥かなるサンタルチア(マリオ)、
マリア・マリ(カプア)、チリビリビン(ペスタロッツァ)
ウェーバー  舞台への勧誘
アルベニス  タンゴ
リスト     小人のおどり
バッハ    イギリス組曲 第3番 プレリュード
アナトリー・アレクサンドロフ 2つの小品 Op.3 <ノクターン><ワルツ>
       
第3部 メインディッシュ
サティ  干からびた胎児より
      「ナマコの胎児」「無柄眼類の胎児」「柄眼類の胎児」
ラヴェル 鏡より
      「悲しい鳥」「道化師の朝の歌」
クープラン うなぎ
       ティク・トク・・ショック
ブラームス 6つのピアノ小品集 Op.118 No.1,No.2,No.4
ラフマニノフ 前奏曲 Op.23-6, Op.23-12
ロッシーニ  ロマンチックな挽肉、 やれ、さやえんどう

第4部 デザート
ショパン  エチュード Op.10-1
ドビュッシー 喜びの島
湯山昭   「お菓子の世界」より、 
        シュークリーム、ソフトクリーム、どうしてふとるのかしら、
        チョコバー、バウムクーヘン
        ショートケーキ、鬼あられ、ポップコーン、金平糖、甘納豆、
        終曲ーお菓子の行進曲
お口直し
サティ   アーモンド入りのチョコレートとワルツ (朗読付き)


そうそう、今回、初めて、裏方(スタッフ)にも名前を連ねさせていただきました。
楽屋番(&受付の交代要員)ですが、どちらもただ座っているだけという、楽すぎるお役目でした。
それでも「みんなで手作りするコンサート」の雰囲気を味うことが出来、いい体験になりました。

会場は、リンク先を見ていただければわかりますが、客席が舞台を三方向から包み込むような独特の配置が特徴的なホールで、客席が思いっきり近いです。
ステージで弾くのがが苦手なタワシですが、その苦手の理由の大半が「客席から隔離された孤独感」にあるので、こういう、客席と近いステージはかなり嬉しかったりして。
天井が高くて響きもバッチリ、気持ちよく弾けそうです。
リハ室では1度通すことは出来ましたが、ホールのほうは音出しを待っていたら開演時間になってしまい、ちょっと残念でした。

タワシの出番は、第2部(オードブル)のトップバッター。
ナポリターナ5曲のメドレーです。
名前と曲目がコールされ(曲数あるので時間がかかる~)ステージ中央まで歩みながら、チラッと客席に目をやるとお客さんはわずか数名、しかもメンバーもかなりの数が控え室にたむろしているせいで、ホールはまさにガラガラ状態!
そんな中、タワシにしては奇跡的に、ほとんど緊張することなく弾き切ることができました。
ヤマハのコンサートグランドですが、鍵盤は重くもなく軽くもなく、音色もこれといった癖のない、バランスの取れた音だったような気がします。ホールの音響はすごくよかったです。弾いていて「気持ちいい~♪」と思う瞬間が何度もありました。
信じられないことですが、4曲目まで大きなミスもなく来ました!ラストの1曲「チリビリビン」も後半に差し掛かり、「もう一息だ~お願いこのまま行って!」と思った瞬間・・・滑った~。
そしてそこから芋づる式にズルズルと目立つミスタッチが重なり、あ~やっぱりタワシはタワシなのね、と一瞬がっくりきそうになったものの、気力を振り絞って最後のトレモロからフィルティシモの着地、よろけそうになりながらも何とか踏みとどまったというところでしょうか。
今回、ひとつのミスをきっかけに最後の最後で「魔物」につかまってしまったのは本当に残念です。とはいえ魔物に取って食われるところまでは行かなかった。尻尾をちょっとかじられた程度かな。
あとで楽屋で話したら、ミスがミスを呼ぶ経験は上級者の皆さんにもいくらでもあるようで、ちょっと安心したりするタワシでした。

他の皆さんの演奏は、楽屋やロビーのモニターを通して視聴していたのですが、プログラムを見た時点であらかじめわかっていたことですが、皆さん本当にレベル高いわ~ 実に素晴らしかったです☆
絶対プロでしょ?という演奏も、いくつもありました!
タワシは、あまり人と自分を比較することはしないようにしているのですが(だってそうしたら自己嫌悪いっぱいでピアノが続けられなくなることは必至ですもの!)それでもやっぱり思ってしまいましたよ。
このスゴイ人たちとはやっぱり世界が違いすぎる~
と。

高級フランス料理や懐石料理の中に何かの間違いで紛れ込んでしまったB級グルメ(とさえ、呼んでいいのかどうか疑問だけど)それがタワシですね。
でもB級グルメにも存在意義は十二分にあります。
タワシ自身B級グルメが大好きです♪

というわけで、なんとかかんとか、食べられるナポリターナが出来上がったようであります。

今回、拙いタワシの演奏をわざわざ聴きに来てくださった方々がいらっしゃいます。身に余る光栄であります。感謝、感謝!
そして本当に久々に(久々すぎていつ以来か思い出せないくらい)素敵な花束もいただきました。Sさん、本当にありがとうございます。