<今週の録音>ヘンデル「パスピエとメヌエット」(アイレスフォード小品集より) 

タワシは今週の土曜日から3泊4日で富山に里帰りしますので、今週はちょっと早めにシューイチをアップしておきます。
(4日間ピアノもネット環境もない生活をしてきます・・・)
ヘンデルの「アイレスフォード小品集」という曲集の中から、「パスピエとメヌエット」というささやかな小曲を弾いてみました。
ブルグミュラーレベルで十分に弾けそうなシンプルな曲ですが、それでもノーミスでしかも納得のいくように弾くのは難しいものですねぇ。

ウィキペディアによれば、

パスピエ(仏語:passepied)は、17世紀から18世紀の古典舞曲。ブルターニュに起源を発し、17世紀にパリで大流行した。
「パスピエ」という語は、passa-piedないしはpasse-piedが語源で、「通行する足」の意味であり、この舞曲に特徴的な軽やかなステップを言い表すものだった。

ということです。
「パスピエ」と言えばドビュッシーのベルガマスク組曲の中の1曲が有名ですが、あの曲は「行進曲調の踏み踊り」として作曲されているそうです。
このパスピエはそれとはずいぶんイメージが違い、8分の3拍子の快活なダンスです。パスピエという舞曲の本来の形は、おそらくこんなものだったのでしょうね。

いっぽう、短調のトリオはごく普通の親しみやすいメヌエットです。
こちらは4分の3拍子で書かれています。
タワシがこの録音でしているように、パスピエの8分音符とメヌエット(トリオ)の4分音符の音価を同じ長さにそろえて弾くと、ごく自然につながるのではないかと思います。

「アイレスフォード」とはヘンデルと同時代のアマチュア音楽家の名前です。ストラディヴァリのチェロを奏でるなどなかなかの好楽家だった伯爵で、そのコレクションの中に、この曲を含むヘンデルの8つの小品(すなわち「アイレスフォード小品集)があったそうです。
原曲はハープシコードの曲ですが、ギターの名手・セゴビアのアレンジでも知られています。

タワシのピアノですが、相変わらずつたない演奏ですみません。

パスピエとメヌエット(ヘンデル)