<今週の録音>ヴィルム「野ばら」 

「野ばら」というとシューベルトとヴェルナーの歌曲がとびぬけて有名で、両方とも学校の音楽の教科書に載っていました。芸術的で格調高いシューベルトと親しみやすく歌いやすいヴェルナー、どちらも名曲だと思います。
一生懸命練習したのでしょう、原語(ドイツ語)の歌詞も、いまでもそらんじています。ドイツ語特有の「R」の発音が苦手で、結局最後までできませんでしたが。
両者とも同じく、文豪ゲーテの有名な詩に作曲されているのですが、実は同じ詩に彼ら以外にもたくさんの作曲家が曲をつけています。有名どころではベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーン、シューマン、レハール、ガーデなど。その数なんと154曲とも言われているのです。
よほど作曲家のインスピレーションをかき立てる題材と表現なのでしょうね!

それらの曲を一日で演奏したコンサート 
野ばら×91 や、
「野ばら」の楽譜ばかりを集めた本
楽譜「野ばら」91曲集
などの企画もありました。

楽譜「野ばら」91曲集は絶版のようですが、今タワシの手元には図書館の相互貸借で借りてきた現物があります。
忙しくてじっくり全曲に目を通せていないのですが、ぱっと見た中でなかなかの佳作だと思ったものがありますので、ピアノソロにアレンジして弾いてみました。アレンジといってもほとんど伴奏譜を忠実になぞっているだけですよ。
もちろん、シューベルトと肩を並べる傑作というわけではないですけど、91曲の中には正直言って小学生がの音楽の授業で作ったような曲もちらほらと見受けられるので・・・
作曲者はヴィルムという人です。知らない・・・。名前を聞いた覚えもない。不勉強なタワシです。
巻末の作曲者紹介によると
ヴィルム、ペーター・ニコライ・フォン(Wilm、Peter Nikolai von)(1834~1911)
ライプツィヒ音楽院で学び、ドイツとロシアで、ピアニスト、作曲家、カペルマイスター(楽団のリーダー)として活躍した人だそうです。多くのロシア民謡をピアノ曲に編曲したとのこと。名前からしても、ロシア系ドイツ人なのでしょうか。

今回もまたまた練習不足です。
2.22の録音会で燃え尽き状態になり、やっと回復してきたと思ったら2時間残業(インフルエンザ欠勤者の穴埋め)そしてあさってはまたまた本番(ラテン・乗り物おふ)が控えています。
そういう環境の中シューイチに割ける時間は決して多くないのです。
至らぬ点は多々ありますけど、大目に見てくださるとうれしいです。






ヴィルム「野ばら」(mp3ファイル)