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<今週の録音>ギャラントリー(ラートゲーバー) 

今週のシューイチはちょっと趣を変えて(?)デジピのハープシコード音で弾いてみました。
曲は、ドイツ・バロックの作曲家、ヨハン・ヴァレンティン・ラートゲーバー(Johann Valentin Rathgeber, 1682 - 1750)の
Galanterie(ギャラントリー)という小品です。

galanterieとは「典雅」とか「(女性に対する)慇懃さ」を意味する言葉です。
「西洋服飾史」を扱ったサイト
http://borges.blog118.fc2.com/blog-entry-1411.html
の中にこんな記述がありました。

この時代のファッションを知る基礎文献に、1644年にシャルル・ソレルが刊行した『ギャラントリーの規範』がある。galanterie(ギャラントリー)とは、17世紀の上流階級を特徴付けるキータームであり、「女性を楽しませることのできる社交術」を意味する。礼儀作法、文化資本、そして典雅な服装に秀でた青年たちは、「リボン」を意味するgalant(ギャラン)と呼ばれた。ルイ14世に及んでは、体中をリボンで埋め尽くしたリボン・マニアであった。当時のギャランを知る重要な文学作品に、岩波文庫化もされている名高い『クレーブの奥方』がある。

異性にモテるためのノウハウみたいなものがあるのは昔も今も同じですね。笑
曲自体は初見でもサクサク気持ちよく弾ける曲で(もちろんこの録音が初見というわけではないですよ)プレインベンションにでも載っていそうな感じです。

作曲者のラートゲーバーについてはほとんど知識がありませんでした。
ウィキペディアのページ
ヨハン・ヴァレンティン・ラートゲーバー
によれば聖歌隊の指揮者だったとか。
さらに修道院長の許可が下りなかったので、無断で各地を旅(遊学)して、修道院の獄につながれたという経歴があるんですね~。

それでは、どうぞ~♪






ギャラントリー (ラートゲーバー)

ふと気がつけば今回でシューイチ199回目なのですね~
[ 2016/04/09 22:33 ] 今週の録音 | TB(0) | CM(12)