<今週の録音> ひわ(イタリア民謡・ナポリ地方) 

ウェールズ民謡シリーズはさすがに3回連続で一旦休止しますが、世界の民謡シリーズはさらに続きます!
今回はイタリア・ナポリ地方の民謡(純粋な民謡というよりは、民謡風の歌曲といったほうがよいかも)で「ひわ」という曲をお届けします。

「ヒワ」とは、事典によれば
スズメ目アトリ科などの種子食で,嘴の太くがっしりした小鳥の総称
だそうです。
とりわけゴシキヒワは、容姿も、さえずる声も美しいことから愛玩用としてももてはやされてきました。ヴィヴァルディのフルートコンチェルトにも「ゴシキヒワ」という曲がありますね。

さてこの曲の歌詞ですが、
一人の乙女に恋焦がれる男が、自分の手元で飼い慣らしたヒワを、「恋のメッセンジャー」として彼女のもとに送り込もうと妄想(?)する内容です。
「もし彼女が眠っていたら天使と見間違うな、彼女の眠りを覚まさないように羽ばたきも控えよ。
窓辺の彼女を、バラと見間違えて嘴でつつくな。
もしも彼女がお前に(ひわ)くちづけするなら、私はお前に変身して喜びのうちに死にたい。」
などと、ひわに託した男の思いはエスカレートします。
とりわけ、「もしも彼女に恋人があるなら、密かに隠し持った刃でその胸を突き刺し、その血を持ち帰れ」というくだりには、さすがに、あまりの激しさにドキッとしました。
もし全くの片思いだったラ、完全にストーカー以外の何者でもないですよ、これは(笑)

そんな情熱的な歌詞を持つこの曲ですが、結構有名な曲らしく、YouTubeでもいろんな演奏がありました。
スローテンポでねっとりと歌っている動画もありましたね。
今回タワシは楽譜のAllegretto con brio という指示に従い、わりと速めなテンポで生き生きと弾くようにしてみました。
自分もそのほうが弾きやすかったので。
間奏と後奏は、軽やかなスタッカートと装飾音で、ヒワのさえずりをなかなかうまく表現していると思います。

本番(イロモノおふ)直前の2日間で、足りな過ぎる練習で強行にアップしたので、何とぞ寛大な心で聴いてやってくださいませm(_)m
それではどうぞ~♪
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