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<今週の録音>ゆりかごの歌Op.68-5(グリーグ) 

珍しい曲との出会いに期待して、このブログ(特に「今週の録音」の記事)を訪問してくださっている方にはちょっぴり申し訳ないのですが、今回のシューイチはかなり有名な曲です!
グリーグの抒情小曲集・第9集より、「ゆりかごの歌」を弾きました♪
(実はいつも通りの路線〜マイナーな作曲家の知られざる佳曲〜で紹介したい曲があり、締め切り当日まで一生懸命練習したのですが、間に合わなかったという事情がありました(^^;; かといってこの「ゆりかご」がまともに弾けているかといえば断じてそんなことはないのですけど(~_~;))

この曲はサイトによっては「ノルウェー民謡を編曲したもの」と記されています。
しかし、中間部のハッとするような大胆な転調、曲の大半を支配している「静」と一瞬の「動」のコントラストなど、大作曲家グリーグの創意に満ちている、とも言えるのではないでしょうか。
予備知識無しにこの曲に向かったときは、あたたかい暖炉のそばに置かれた小さなゆりかごに、幼子がすやすやと眠り、そのそばで母が優しい子守唄を歌っている、という情景を想像していました。〜ちなみに、この曲はホ長調で書かれていますが、タワシにとってはホ長調は「ぬくもり、暖かさ」を感じさせる調です〜
が、曲について調べてみますと、意外な悲しい背景が明らかになりました。グリーグは、いとこの歌手ニーナと結婚し、ニーナはアレクサンドラという女の子をしますが、彼女はわずか一歳で天に召されてしまったのです。その後夫妻は、二度と子宝に恵まれることはありませんでした。
この曲は、そんな娘との短くも幸せな日々を回想して書かれたとも考えられます。 そう言われれば、長調でありながら、そこはかとなく哀感が漂っているように思えますね。
もっとも、タワシの力量で、長調の曲に秘められた悲しみを表現するのは難しすぎました・・・
「今、眼前にあるゆりかごに眠る幼子を見守りながら、母が歌う子守唄」と「老夫婦が、からっぽの古いゆりかごを見ながら、短くも幸せだった娘との日々を回想する曲」同じ曲でも百八十度解釈が違いますが、一流のプロならばそれを演奏で弾き分けることもできるんだろうか、などとぼんやり考えましたが、
現実には「あ〜、また装飾音がすっぽ抜けた〜!」「左手、歌えてないじゃん!」等々、楽譜とにらめっこしつつバタバタやっているタワシなのでありました。

まだまだそんなレベルの演奏ではありますが、
それでは、どうぞ〜♫

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ゆりかごの歌Op.68-5(グリーグ)
[ 2018/11/17 22:50 ] 今週の録音 | TB(0) | CM(12)