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『やさしい曲を美しく弾く!』が生涯の目標。ぶきっちょな独学アマチュアピアノ弾き(時々オカリナ吹き)の、ユルくて熱い音楽日記。
今回は、スペイン(エスパニア)のバスコ地方(バスクともいう)に伝わる民謡を取り上げてみました。
スペインの北部にありフランスに面したバスコ地方ですが、スペイン語でもフランス語でもない独特の言語を用い、その音楽も極めて個性的なのだそうです。今回の曲はそうではないですが、リズムも特徴的なことが多く、8分の5拍子(!)を用いたり、曲の途中で拍子が頻繁に変わったりするものもあります。また、これは今回の曲にも当てはまるのですが、古い教会旋法(この曲はドリア調とのこと)がしばしば用いられているようです。

今回の曲は、月の美しい夜に意中の女性を口説く、いわゆる「セレナーデ」(小夜曲)に属するものです。
ただ、5節ある歌詞のうち1、2節は普通のセレナーデなのですが、3、4節では娘の母親に見つかってひどく責められ、5節では「さらば別れよ、戸口閉まる。またと来る希望(望み)もはや持たぬ」とあっけなく撤退しているのです!
えええ〜?そんなにすんなりと諦めるのですか?笑 ナポリターナには、「君が窓を開けてくれるまで夜通しずっと待ってる」という内容の歌もあるんですけどね(相思相愛ならともかく、相手に嫌われてたら完全にストーカーだが(・・;)
そんな、ちと情けない歌詞はさておいて、曲は非常に美しいですね(演奏がマズくて美しさを伝えきれていないないと思いますが)

それにしても同じスペイン民謡でも、この前アップした「マラゲーニャ」となんと対照的なことでしょう!
マラゲーニャの方は、いかにもスペイン〜という感じが濃厚でしたが、今回の曲は・・・
こんな風にバラエティ豊かな「世界民謡シリーズ」、自分でも結構気に入っていて、これからも当分ネタはありそうですのでコンスタントに続けていけたらと思っています。

それでは、どうぞ〜♪
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うるわしの月(エスパニア民謡・バスコ地方)