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■金管アンサンブルで聴くBACH

図書館がウチからごく近い(自転車なら5分弱)こともあって、ほとんどいつも何かしらCDを借りているタワシですが、今借りているのがP.J.B.E.(フィッリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル)の「ヨーロッパの宮廷音楽」というCD(F32L-50544)がなかなか興味深かったので、ちょっと紹介したいと思います。

P.J.B.E.とは、1951年の結成から1986年の解散まで、ブラス・アンサンブルの世界をリードし続けてきた団体で、その名のとおりリーダーは、トランペット奏者のフィリップ・ジョーンズという人です。2000年に亡くなったので今年は没後10年の記念の年ですね。解説を読むと、このCDは団体の解散後ながら彼が存命中にリリースされたもののようです(結構古い!)。
中世から現代まで、クラシックからポピュラーまで、極めて広いレパートリーを持っていたP.J.B.E.ですが、このCDは、前半がルネサンスの曲、後半がD.スカルラッティとバッハの編曲ものです。
ルネサンス音楽はまったく知識もなじみもないタワシには、やはり後半が楽しめました。

特にバッハは秀逸です!
「イギリス組曲」と「フランス組曲」からまったくばらばらに選んだ5曲を並べて、「ブラスのための組曲」というひとつの新しい組曲を構成しなおしているのですが、選曲と編曲(トランスクリプション)のセンスといい、演奏の見事さといい、完璧です!
金管楽器って上手な人の手にかかると、木管のようなまろやかな音から、金管の本領発揮という輝かしくて力強い音まで、本当にいろいろな表情が出せるのですね。
(同時収録のスカルラッティの曲もそうですが)本来チェンバロのための独奏曲ではありますが、それをいくつもの楽器が演奏することで、各声部の音の動きがよくわかり、大いに演奏の参考にもなります。
主題が、いろんな楽器の間を受け渡されていくのを追いかけるだけでもなかなか楽しいです。
「ブラスのための組曲」のフィナーレ(最終楽章)は、フランス組曲第5番の「ジーグ」ですが、この演奏を聴くと曲の構造がホントにすっきり頭に入ってくるようです。

ところで、フィリップ・ジョーンズという人ですが、あるとき車を運転していたら愛用のトランペットケースを轢いてしまい、それをきっかけに引退を決心したというエピソードがあるそうです。
トランペット「ケース」を轢いたということは、ということは中身はカラで,愛用の楽器そのものは無事だったのでしょうか?この話を読んでからずっと気になっています。

■コメント

■ [めめ]

うわ~~、フィリップジョーンズ!!懐かしいです~~
ホルン吹いていた頃、金管アンサンブルで何曲か吹きました。

私にとっては初バッハ、や、バロック音楽自体が金管アンサンブルだったので、今でもとても好きです。

フィリップ・ジョーンズさんの引退の話、初めて聞きました。一体どういう事故でどういう理由で引退になったんでしょうね?とても興味深いです!!

■めめさん> [私はタワシ]

めめさんは、ホルンやってらしたんですよね。
ホルンいいですよね。あのあたたかみがあっておおらかな音色、大好きなんです。
自分で演奏できるなんて とってもうらやましいです。
バッハやバロックともブラスアンサンブルを通して最初に出会ったのですか!いろんな出会いがあるんですね。いつかぜひブログで、そんな話も聞かせてください。

フィリップ・ジョーンズさんの事故の話ですが、彼自身が怪我したりとか、そういう事故ではなかったみたいです。
ただ年齢的なこともあって引退は考えていたところに、そういうアクシデントがあって、これはもう引き際だという天からのサインだ、というふうに考えたのではないでしょうか?

■ [ばんちゃん父]

金管ですか。本当に幅広い音楽に親しまれているんですね。
YPJで、トランペット・トロンボーン・サックスの方々と競演したことがあります。とてもホットな楽器というイメージが強いです。
心に直接届くダイレクトな音、つまり心にしみるってことでしょうかね。なんていっても「キンカン」ですから…。

■ [yogotoya]

P.J.B.Eは前に「ルネサンス名演集」というCDで聴きました。
G・ガブリエリの「ピアノとフォルテのソナタ」を聴きたくて買った覚えがあります…金管で聴くルネサンスものは独特の輝かしさがありますね♪

■ばんちゃん父さん> [私はタワシ]

>金管ですか。本当に幅広い音楽に親しまれているんですね。
いえ、日ごろは特に親しんでいるというほどではありませんよ。
たまたま図書館で見かけたCD、ちょっと面白そうだなとかりてみたら、なかなかよかったという次第です。
図書館なら借りるのもタダですから、たとえハズレがあっても損はしませんよね。今まで聴かなかった時代とかやジャンルの曲とも、図書館のおかげでずいぶん出会えましたよ♪

金管楽器といえば以前通っていた教会、で一緒に音楽の奉仕(賛美歌の演奏)をしていた若い女性が、とってもトロンボーンがうまかったことを覚えています。(吹奏楽部の部長だったそうです)
ばんちゃん父さんもバンドでいろんな楽器と共演なさって楽しかったでしょうね。

■yogotoyaさん> [私はタワシ]

おお。こちらではずいぶんお久しぶりなのではないでしょうか。訪問して下さってうれしいです。

さすがにルネサンスやバロックといえば夜毎屋さんですね!
P.J.B.Eのルネサンスものも聴いてらっしゃるなんて、なかなかの通です!
今回のCDも、前半は私の守備範囲よりずっと古い時代の音楽だったのですが、夜毎屋さんにはおなじみの音楽でしょう。

そういえば、ライナーノート読んでいて、この団体のレパートリーが「中世から現代まで」というところで、夜毎屋さんの顔が頭に浮かびましたよv 

■ [Sleeping]

PJBE、何か持ってたなぁ~と思って確認したら2枚ありました!1枚は「アイネ・クライネ・ブラス・ムジーク」という「モーツァルトから民謡、ラテン・ナンバーまで」集めたアンコール集。ここからヘイゼルの4曲を金管アンサンブルで演奏してました(←忘れてた 笑)

あと、「GRAND MARCH」というそのままマーチばかり集めたものでした。こちらはアイーダをトランペットのみのアンサンブルでやってましたね。こっちは覚えてました…笑

最近はピアノ一筋でブラスのCD持っていたことさえすっかり忘れていましたが、久しぶりに聞いてみたらいいですね~♪トランペットは全然上達しなくてあきらめたんですが、聴くのは大好きなんですよね。

「ブラスのための組曲」、いいですね。バロックはそういう聴き方もありますね~!!なるほど、各声部の流れがよく分かりますものね~^^

■Sleepingさん> [私はタワシ]

「ブラス経験者」って意外と自分の周りにもいるんだなあと、皆さんのコメントを読むと思います。Sleepingさんはトランペットですか!金管楽器のひとつは演奏できると、かっこいいですよね♪

私はピアノ曲だけでなく、結構いろんなジャンルの曲を聴きますよ。他の楽器とか歌ものとか。
ピアノを弾く上でも、表現上のヒントになるものが得られることも多いような気がします。
とくにバッハなどのバロック音楽は いろんな楽器、いろんな演奏形態で聴いてみることで、多くのものが見えてくるように感じています。
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プロフィール

私はタワシ

Author:私はタワシ
ぶきっちょな独学のアマチュアピアノ弾き。デジピ族。一応女性。
クラシックピアノの王道からは外れまくりですが、自由気ままなピアノライフを楽しんでます。
特技は捏造、ミスタッチ量産。
プロテスタント教会で奏楽者(礼拝讃美歌や聖歌隊の特別讃美の伴奏)をつとめています。
オカリナ吹きます(「フォーカリンク」と「アケタ」を使ってます)。時々、リコーダーやティンホイッスルなども。
これまでの経歴など、詳しくは当ブログの「自己紹介」カテゴリの記事を参照してください。

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