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聴き&弾き比べ!~原曲(ハープシコード)VS編曲(ピアノ) 

「おんそうず」関連の記事で少し間があきましたが、ヘンデル~ケンプの「メヌエットト短調」の話の続きをしたいと思います。
そこでも書いたように、タワシはずっとこの曲を、ケンプのアレンジのピアノ版だけで知っていました。
クラシックの分野で聴く音楽といえば、19世紀ロマン派の曲にかなり偏っていたので、バロックにはぜんぜん詳しくなく、原曲がどんな曲だか知らないばかりか興味もあまりない、というのが正直のところだったのです。

でも最近少しずつバロックにも目覚めつつあるタワシ、早速この曲の原曲について調べてみました。
今はインターネットが発達したおかげで、家にいながらにしてあっという間に調査完了!
この曲のもともとの姿は
「ハープシコード組曲」HWV 434,No.1
の、終曲だということが判明しました。
(同じ曲の第2楽章Ariaの旋律を元に、あのブラームスがヴァリエーション(変奏曲)を書いていたりもするんですね。ブラームスのほうも今度聴いてみよう♪)

HWV 434,No.1の調性は変ロ長調。
もちろんト短調とは近親調ですが、
他の楽章が長調で来ていて、最終楽章だけ短調で終わるのか・・・
短調の曲が,最後、長調で終わるのはよくあるパターンですが、それに比べてかなり珍しいような気がします。

それはともかく、原曲と編曲を比べての感想は、
本当に月並みですが、「編曲は徹底的にピアノ向けに書かれているなぁ」ということです。
原曲にない和音を重ね、現代ピアノならではのペダルを多用して、非常にロマン派的な響きを出しています。
これに比べると(当然予期できることですが)原曲は、シンプルで素朴な味わいです。
それでも根本的には、「バロックの曲としてはとてもロマン派的要素を感じさせるメロディーと和声だな」と、タワシは思いましたけど。
そうはいっても正真正銘バロックの曲です。ハープシコードの魅力を存分に味わえます。
装飾音の入れ方なども、編曲とは、対照的なくらいに違います。

無料楽譜サイトで、原曲の楽譜もチェックさせてもらいました。
便利な時代になったものだと再び実感しつつ。
そしてちょっと弾いてみました。
ケンプ編のアレンジのあとではやっぱり、ピアノで弾くには音が少なくさびしい感じは否めません。
でもこれ、いつか本物のチェンバロで弾けたらいいなあ。

ではでは、原曲のほうをYouTubeでお聴きください。なかなか素敵な演奏です。
メヌエットは8分30秒あたりから始まります。お急ぎの方はそこからどうぞ。



Handel Harpsichord Suite 1 in B flat major, HWV 434

No title

自分の方でコメントのレスを書きながら全部聴かせて頂きました~♪
長調の方は朝聴くには爽やかでいいですね~。
短調もすっごく素敵ですけど、なんか私的には長調の方がタワシイメージかな?
ブラームスの方も聴いてみたい~。

私、寝ぼけてるのか「いつか本物のチェンバロ」を「いつか本物のチェロ」と
頭に入ってきちゃって音がチェンバロなのに何でそんな事になっちゃったのか
自分でもよく分からないけどタワシさん、何気にチェロまで弾けるのか・・って
すっごい考えちゃった~笑笑
弾けたりして・・汗
[ 2011/05/17 08:22 ] [ 編集 ]

らべんだ~さん>

ばんちゃん父さんに続いて、らべんだ~さんまで過労で壊れ気味ですか?
突然チェロの話になったのでビックリしました!
弾けたりして・・・って。。。
弾けるわけないじゃないですか?弾けたら、とうにブログで書いてます。
私の演奏できる楽器は、ピアノとキーボード以外では、オカリナとティンホイッスル、ウクレレと大正琴を少々・・・とお手軽で庶民的な楽器ばかりですよ~。

チェロは弾けたらいいと思う楽器の一番手ですけどね。夢の中で弾いてたことありますよ(笑)。
ショパンが、ピアノ以外で唯一愛した楽器もチェロだったそうですね。
[ 2011/05/17 21:05 ] [ 編集 ]

No title

過労(加老とも言う…汗汗!)で壊れ気味のばんちゃん父です。
心身ともに疲れ気味の私には、バロックのシンプルかつ高潔な音楽がしみます~。心の汚れが洗われるようです~。これからお風呂に入ってきます~。体の汚れも落としてきます~(笑)
[ 2011/05/17 21:55 ] [ 編集 ]

ばんちゃん父さん>

本当に、すごいお疲れのようで、心配ですよ~。
あちこちのブログでばんちゃん父さんのすごい(壊れた、とも言う?)ギャグが飛び交っていますが、過労の極致で、突き抜けちゃったんでしょうか。
ゆーっくりお風呂に使って疲れを取ってくださいね。腰痛は大丈夫ですか?
[ 2011/05/19 06:50 ] [ 編集 ]

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