ようこそ!タワシワールドへ♪

{やさしい曲を美しく弾く!}が目標。ぶきっちょな独学アマチュアピアノ弾きの日々。

あの名曲にこんな歌詞が・・・!?

  1. 2012.
  2. 03.
  3. 07
  4. (Wed)
  5. 09:32
教会の聖歌隊を別とすれば、合唱なんて中、高校の音楽の授業以来、ほとんど縁のないタワシなのですが・・・
手元に 野ばら社発行の「女声合唱曲集」という楽譜があります。
実は歌モノの楽譜は、伴奏のつけ方を研究したり、自己流のアレンジ(=3段譜を見ながら歌と伴奏の一人二役をやる)でピアノのレパートリーにしたり、といろいろ使い道があるので、けっこう持っていたりします。この本もそんな動機で買ったものです。

この本をぱらぱらと眺めていて、面白い発見をしました!
もともと声楽曲ではないクラシックの名曲に、日本語の歌詞をつけて、合唱曲として仕立てているものがいくつかあるんです。

「♪祭りと花と娘」
原曲は「狂詩曲・スペイン(エスパーニャ)」(シャブリエ)です。
「踊る 踊るよ スペインの娘
タンブリンたたいて 足並みそろえて・・・」

と、祭りでにぎわうスペインの街の、華やいだ雰囲気を表現しています。
原曲のイメージどおりの歌詞です。
ただし曲のほうは長い曲を強引に切り貼りして手ごろなサイズにまとめた感があり、原曲を聴き慣れた身には、場面転換がかなり突飛に思えたりもします。

「♪乙女と胡蝶」
原曲は「精霊の踊り」(グルック)です。
竪琴の名手オルフェウスが、愛する妻エウリディケを取り戻しに地獄に行くとい、う有名なギリシャ神話を基にしたオペラの中の1曲ですが、この歌詞は それとは関係なく
「泉のほとり 乙女子は舞うよ
風に もすそ なびかせ」

と、可憐な娘と蝶々が踊りに興じる様子を描写しています。
それにしても時代を感じさせるタイトルと歌詞です。「胡蝶」なんて、いまどきの人はほとんど使わない言葉では?

「♪麗しの春」
原曲は「ヘ調のメロディ」(A.ルビンシュテイン)です。
これはピアノ曲なので弾いたことがある方も多いのでは?『2つのメロディ op.3』の第1番の曲ですね。(わざわざ「ヘ調の」と銘打っていますが、こういう例は他にあまりないので、不思議といえば不思議です)
「麗しの春よ 山を越え 野を越え
足どりおもしろく いざ来たれ」

と、これまた「古色蒼然」(いかにも古めかしい様子。時代がかっていて趣があるさま)という四字熟語がぴったりの歌詞ですね。
特に最後は
「百鳥(ももとり)よ歌え
待ちわびし花よ笑め
天地(あめつち)の恩恵(めぐみ)は果てもなし」

と、昔の賛美歌の歌詞ってたしかこんなだったよな~というような、もろ文語体です!

「♪春の川で」
原曲は 「トレ・ジョリ(美の極み」)(ワルトトイフェル)です。
「スケートをする人々」や「女学生」で有名なワルトトイフェルの、とても魅力的なウィンナワルツです。
この曲についてはタワシも過去に記事を書いたことがあります。
トレ・ジョリ~ウィンナワルツで始まる朝
小学校5年位(?)のとき音楽の教科書に「小川」というタイトルで載っていた記憶があります。
そのときの歌詞(文部省唱歌の「春の小川」にそっくりだった!)とは、この歌集の歌詞は違っていますけど、内容的にはほぼ同じ情景を歌っているようです。
「川のそばを あるいたら
聞こえてきた 春のこえが」

いかにも昭和時代に書かれた詞、という感じの口語体ですね。
それにしても、音楽の教科書に載っていた「小川」といい、この「春の川で」といい、なぜ「美の極み」という題名のウィンナワルツが、川のうたになったのか、ずっと知りたく思っているのですが・・・

さ~てと。
脱線(?)はこのくらいにして・・・
これから、まじめに、ピアノのれんしう、やります。
暗礁に乗り上げたままのショパンのマズルカ(OP59-3) あんまりにも進歩がないので少々気が重くなってきましたが、ここで投げ出しては成長できないですもんね~
浮気曲もほどほどに(?)折りませながら、今日もがんばります♪


COMMENT

No title

この前の日曜日、題名のない音楽会をつけていたら、新世界が流れてきたんですよ。そしたら、長男がなんでここで「遠き山に日は落ちて」が流れるの?って驚いてました。ここでタワシさんが紹介してくださった曲は恥ずかしながら全然知らなかったのですけど、日本人って創作より応用とか変形が得意だって良く言われますが、音楽の世界でもそうなんですね~。

マズルカ、進んでいますか?塩せんべいとなんとかじゃないけど(笑)、ポピュラーと上手に混ぜながら気長に頑張ってくださいね(^^)

トマトさん>

新世界の2楽章は昔からいろいろな歌詞がついて有名ですね。「家路」というタイトルのも歌集なんかによく載っています。調べてみたら1922年にすでに、ドヴォルザークのお弟子さんによって英語の歌詞がつけられて出版されていたんですね。

紹介した曲、どれもご存じなかったですか?そっかぁ~。
たぶんCDなどで聴いてみると{どこかで聴いたことある!}というものもあると思うのですが。
どれも新世界に比べたらさすがに知名度低いですけどね。

>マズルカ、進んでいますか?塩せんべいとなんとかじゃないけど(笑)、ポピュラーと上手に混ぜながら気長に頑張ってくださいね(^^)
はい、正直言って暗礁に乗り上げてますが、長期戦覚悟でがんばります!お師匠様たちも難曲だといっていたんだから、私ごときがそうそう簡単に弾けないですよね!

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プロフィール

私はタワシ

Author:私はタワシ
ぶきっちょな独学のアマチュアピアノ弾き。デジピ族。一応女性。
クラシックピアノの王道からは外れまくりですが、自由気ままなピアノライフを楽しんでます。
特技は捏造、ミスタッチ量産。
プロテスタント教会で奏楽者(礼拝讃美歌や聖歌隊の特別讃美の伴奏)をつとめています。
笛も好きで、時々リコーダーやオカリナなどを吹いて遊んでます。
これまでの経歴など、詳しくは当ブログの「自己紹介」カテゴリの記事を参照してください。

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